メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

政府補助金打ち切り脅迫?トランプ氏とマスク氏対立の裏に「私的報復」の可能性

荒巻俊 アクセス  

トランプ第2期、報復のため大統領令など総動員

第1期と異なり「免責特権」が生まれ…さらに大胆化の可能性も

ドナルド・トランプ米大統領とテスラCEOのイーロン・マスク氏の対立は、単なる個人的不和ではなく、トランプ大統領が公権力を私的報復の手段としていることを示すものだとの分析が出た。すでに第2期政権発足後、幾度も報復を行ってきたトランプ大統領がフランス絶対王政時代の権力観を露呈しているとの批判が上がっている。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は8日(現地時間)、トランプ大統領とマスク氏の対立が大統領権限に対するトランプ大統領の姿勢を表していると分析した。トランプ大統領は7日、米NBC放送とのインタビューで「(マスク氏が民主党候補に政治資金を提供する場合)非常に深刻な結果を招くだろう」と述べた。5日には、SNSのトゥルース・ソーシャルを通じ「我々の予算から数十億ドルを節約する最も簡単な方法は、イーロン(マスク氏)への政府補助金と契約を打ち切ることだ」と脅した。政府支援を私的報復の武器としたのである。

トランプ第2期政権の発足後の139日間は、まさに報復の連続だったと言っても過言ではない。トランプ大統領は、ジョー・バイデン前政権時代に自身の刑事事件捜査に関与した連邦捜査局(FBI)、司法省、検察をはじめ、ハーバード大学、メディアなどを対象に全方位的な報復を加えた。これを実行するため、大統領令や解雇措置など大統領権限を総動員した。

米連邦選挙管理委員会(FEC)委員長を務めた共和党員のトレバー・ポーター氏は「トランプ大統領は自身に反対する者たちに報復するため、連邦政府の権限を武器にすると公然と脅している」とし、「こうした発言は、トランプ大統領が『朕は国家なり』というルイ14世の世界観を持っていることを証明している」と指摘した。

トランプ第2期は第1期よりも大統領の「暴走」を抑えることが難しいとの懸念も出ている。米連邦裁判所は昨年7月、前職大統領の在任中の公的行為に対し、広範な刑事免責特権を認める判決を下した。NYTは「トランプ第2期では、トランプ大統領が自らの権限を乱用することをさらに大胆にする制度的基盤が整った」とし、「このため、トランプ大統領は自らの権力行使を明確に示すことに全くためらいがないように見える」と指摘した。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「9か月間、宇宙に飛行士を放置…」ボーイング・スターライナー、NASAが欠陥の“代償”を突きつけた
  • 「私は鉄の翼を持つハト」...プーチン、新年カレンダーで“肌見せ”封印!ピアノと狩猟服で“新しい魅力”全開
  • 「制裁が逆効果」... 米国の“締め付け”で中国AIチップが爆伸び!資産33兆円の“怪物企業”誕生
  • 「リスナー97%は聞き分け不能」...AI生成曲、ユニークなボイスと圧倒的歌唱力で“全米1位”奪取!
  • 「戦場の流れが完全に変わった」ウクライナ、東北部の兵站拠点に奪還…ロシア五大製油所も直撃!
  • 「中国を外した新秩序が動き出す」トランプ政権、日本とAI・半導体同盟『パックス・シリカ』始動

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

おすすめニュース

  • 1
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 2
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ 

  • 3
    親交説を否定したリーダー、10年以上の関係を示唆されたメンバーは無言…「注射おばさん」波紋の行方

    エンタメ 

  • 4
    「週13本をこなした全盛期の裏側で…」忙しさが生んだ後輩との距離感、悔いの残るエピソードを告白

    エンタメ 

  • 5
    資産10億から一夜で転落…転倒事故をきっかけに人生が一変した71歳のベテラン歌手、波乱万丈な人生を告白

    エンタメ 

話題

  • 1
    EXO、冬の定番を継ぐ新曲「I'm Home」を電撃予告…「The First Snow」の感動再び?

    エンタメ 

  • 2
    「スキンケアのため訪問しただけ」SHINeeリーダー、“注射おばさん”との親交説疑惑に釈明

    エンタメ 

  • 3
    「まだAIだと思ってる?」人気俳優イ・イギョンの暴露者が新たな投稿、DM動画公開で波紋拡大

    エンタメ 

  • 4
    純白ドレスが話題に…大人気バンドQWER・チョダン、受賞の感動と母の誕生日を重ねた近況ショット公開

    エンタメ 

  • 5
    44歳で第2子に挑戦…流産・移植を経たタレントが語るリアル妊娠事情 豊胸手術も考えた?

    エンタメ