A19チップより15%高速で30%高い電力効率を実現

5日(現地時間)、ITメディア「MacRumors」は、アナリストのジェフ・プー氏の報告を掲載し、来年発売予定のiPhone18 ProとiPhone18 FoldにA20チップが搭載される見込みだと報じた。
プー氏は、新型A20チップが現行のA18チップおよび近日発売予定のA19チップから幾つかの点で進化すると予想している。
同氏によると、A20チップはTSMCの2nmプロセスで製造される予定だ。現在iPhone16 Proに搭載されているA18 ProチップはTSMCの第2世代3nmプロセスで生産されており、今秋発売予定のiPhone17 ProにはTSMCの第3世代3nmプロセスを用いたA19 Proチップが搭載される見通しだ。
iPhone18 ProとiPhone18 Foldモデルから2nmプロセスへ移行することで、各チップにより多くのトランジスタを搭載できるようになり、性能向上が期待できる。A20チップはA19チップと比べ、最大15%高速で、最大30%高い電力効率を実現すると予想されている。
Apple専門アナリストのグオ・ミンチー氏も、来年導入予定のA20チップが2nmプロセスで生産されることを既に指摘していた。
一方、今月初めにITメディア「The Information」は、iPhone18 Proにディスプレイ内蔵型Face IDが搭載されると報じている。