Appleが最近、次世代iPhone向けOS「iOS 26」のベータ版を公開した中、iOS 26のコード内に「AirPods Pro 3」という記述が見つかったと、マックルーマーズなど海外メディアが10日(現地時間)に報じた。
マックルーマーズの寄稿者で、iOS開発者のスティーブ・モーザー氏は、最新のiOS 26ベータ版のコード内で、AirPods ProおよびAirPods Pro 2に加えて、AirPods Pro 3という記載を確認したという。このことから、Appleが近いうちにAirPods Pro 3を発表する可能性があると、複数の海外メディアは伝えている。

今秋にもAirPods Pro 3が発売されるとの噂が広がる中、今回ソースコード内で確認されたAirPods Pro 3の記述は、ヘッドフォン関連のユーザーインターフェース(UI)フレームワーク内に隠されていたもので、Appleが近く発売される製品の準備を進めていることを示唆しているとマックルーマーズは伝えている。
AppleがAirPods Pro 3の発売を目前に控えていることを示す兆候は以前から指摘されていた。先月には、開発者のアーロン・ペリス氏もAppleのソースコード内に、AirPods Pro 3の登場を暗示する記述を発見している。
ペリス氏が公開したソースコードのスクリーンショットから、これまで「AirPods Pro 2」が必要とされていたコード表記が、「AirPods Pro 2以上」が必要とする内容に修正されていることが確認された。この変更について海外メディアは、AppleがAirPods Pro 3でも動作するようソフトウェアの準備を進めている証拠だと報じている。
新型のAirPods Pro 3は、イヤーバッドと充電ケースのデザインが刷新されるとみられている。また、AirPods 4のようにケースがよりスリムになるとの見方も出ている。さらに、アクティブノイズキャンセリング機能や音質の向上に加え、心拍数測定機能や温度センサーの搭載も予想されている。