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2025年06月13日金曜日
ホームニュース「息子がロシアでロケット買おうとしたら冗談扱いされた」マスク氏の父親がモスクワで爆弾発言

「息子がロシアでロケット買おうとしたら冗談扱いされた」マスク氏の父親がモスクワで爆弾発言

エロール・マスク、モスクワでのイベントで発言

「ロシア、ロケット購入の申し出を冗談と受け取る」

テスラCEOのイーロン・マスク氏の父、エロール・マスク氏が「イーロンがロシアでロケットを購入しようとしたが断られた」と主張した。

11日(現地時間)、タス通信などは、前日エロール・マスク氏がロシアのモスクワで開催された「未来フォーラム2050」に出席し、このように語ったと報じた。彼は「イーロンはロシアでロケットを買おうとした。周知の通り、最高のロケットはロシア製だ」と述べ、「しかし、ロシア側は息子が冗談を言っていると思い、(ロケットを)売らなかった」と伝えた。そして「この経験がイーロンにスペースXという会社を設立し、独自のロケット開発を決意させる一因となった」と説明した。イーロン・マスク氏は2002年に民間宇宙開発企業スペースXを設立した。

引用:ET EnergyWorld

エロール・マスク氏は息子とドナルド・トランプ米大統領との不和にも言及し、「イーロンが原則を守ろうとしたために衝突があったが、近いうちに関係が改善されると期待している」と予測した。

彼は「息子はトランプ政権が政府支出を削減すると信じて支持していたが、その方針転換は自身が同意した価値観に反するものだったため、失望感を覚えた」と主張した。さらに「政治では、まだ存在しない製品に資金を投じなければならないことがある。その資金が後に生産量を増やすのに役立つからだ」と述べ、「それが経済の法則だ」と付け加えた。

エロール・マスク氏は南アフリカ共和国の実業家であり政治家でもある。彼は2度の結婚と婚外関係から7人の子供がいるとされ、その長男がイーロン氏である。今回のロシア訪問について「モスクワの都市規模、素晴らしい道路、清潔さ、安全性に感銘を受けた」と語った。また「息子たちを含む周囲の人々がロシア旅行を思いとどまらせようとした」とし、「米国メディアはロシアを外国人に敵対的な非常に悪い場所として描いている」と指摘した。

クレムリンは彼の訪問を歓迎し、「ロシアは外国人に開かれている。ロシアを理解する最良の方法は実際に訪れることだ」と述べた。

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