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【中東情勢】トランプ大統領「いつ何が起きてもおかしくない」と米国民緊急退避勧告

荒巻俊 アクセス  

引用:Depositphotos

米国のドナルド・トランプ大統領は、イスラエルによるイラン攻撃の可能性が高まっていることに懸念を表明した。

トランプ大統領は「(イスラエルによるイラン攻撃が)差し迫っているとは言いたくないが、十分に起こりうると見ている。対立は避けたい。イランはもっと大胆に交渉に臨むべきだ」と述べた。さらに「イランに核兵器を持たせることはできない」と強調し、「イランは今すぐにでも、米国に譲歩すべき点がいくつかある」と圧力をかけた。

一方、交渉決裂時に中東の米軍基地を攻撃すると脅していたイランは、第3のウラン濃縮施設の建設・稼働を示唆し、中東地域の緊張をさらに高めた。フォルドとナタンズに地下核施設を保有するイランは、イスラエルによるナタンズ施設攻撃の兆候を察知し、ナタンズ近郊の山中にトンネルを建設中だ。

米国とイランは15日、仲介国オマーンで第6回の会談を開始する予定だ。イランとの核交渉は、トランプ政権の北朝鮮との核交渉にも少なからぬ影響を及ぼすとみられる。トランプ大統領は「イランとの核交渉は、かなり良い水準まで進展している」と評価した。その上で「イスラエルがすべてを台無しにする可能性がある」と述べ、イスラエルの介入に難色を示した。特に、ミサイル攻撃など大規模な衝突の可能性がある中東に滞在する米国民に対し、速やかな退避を呼びかけ、「いつ何が起きてもおかしくない」と警告した。

荒巻俊
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