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2025年06月17日火曜日
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【軍事力誇示】トランプ大統領79歳の誕生日に豪華軍事パレード!最新鋭戦車と航空機が大行進、その裏に64億円の巨額費用

14日(現地時間)、米国の首都ワシントンD.C.で米陸軍創設250周年を祝う大規模な軍事パレードが行われた。米国で大規模な軍事パレードが行われるのは稀なことだ。

この日はドナルド・トランプ米大統領の79歳の誕生日でもあり、トランプ大統領は軍事パレードに直接臨席した。

軍事パレードは午後6時頃、ワシントンD.C.の象徴であるリンカーン記念堂からワシントン記念塔までのコンスティテューション・アベニューに沿って行われた。

引用:ニューシス

陸軍の発表によると、この日の軍事パレードには軍人6,700人、車両150台、航空機50機、馬34頭、ラバ2頭、犬1匹が参加した。

トランプ大統領は夫人のメラニア・トランプ氏、ピート・ヘグセス国防長官らと共にホワイトハウス近くに設置された大型ステージから兵士たちのパレードを見守り、時折立ち上がって兵士たちの敬礼に応じて敬礼を返した。就任当初から望んでいた軍事パレードを、政権2期目の初年に実現させた形だ。

この日、兵士たちは軍事パレードで陸軍の250年の歴史を示すため、時代ごとに使用された軍服と武器を着用した。

イギリスの植民地支配からの独立戦争に始まり、奴隷制問題などを巡って北部と南部が衝突した南北戦争、西部開拓時代、第一次・第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、対テロ戦争を経て、現在の陸軍が使用する軍事装備が披露された。

現在の主力戦車であるエイブラムス戦車、ストライカー装甲車、ブラッドリー歩兵戦闘車両、パラディン自走砲などの最新装備が登場し、空にはブラックホーク(UH-60)、アパッチ(AH-64)、チヌーク(CH-47)などが飛行した。

国防総省は軍事パレードの費用を最大4,500万ドル(約64億9,800万円)と見積もっている。

一方、米国全土ではこうした軍事パレードに反対する「ノー・キング(No King、王は要らない)集会」も同時多発的に開催された。南東部フロリダ州から西海岸カリフォルニア州まで2,000か所以上で行われたこのデモは、2020年に米国全土で展開された「黒人の命は大切だ(Black Lives Matter・BLM)」運動以来、最大規模になると主催者側は見ている。

「ノー・キング」集会の主催者は「トランプ大統領は自身の誕生日に合わせて街に戦車を並べ、テレビ向けの権力誇示イベントを行おうとしている。しかし、真の力はワシントンの舞台上にあるのではなく、他のあらゆる場所から湧き上がるものだ」と集会の趣旨を説明した。

NBCが米国の成人1万9,000人を対象に実施した調査によると、軍事パレードに反対する回答は64%で、賛成の36%の約2倍に達した。

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