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エア・インディア墜落機で緊急装置が作動…離陸50秒後に通信途絶、エンジン停止の可能性が浮上

梶原圭介 アクセス  

エンジンすべてが停止、または油圧システムの圧力が低下した場合に作動

実際のエンジン異常の有無は「調査中」

生存者「空中で止まったような感覚…客室に緑のライト」

引用:RTE
引用:RTE

数百人の命を奪ったエア・インディア171便墜落事故の原因として、エンジン異常の可能性が浮上している。

米「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」は18日(現地時間)、複数の事故調査関係者の証言として、エア・インディア所属のボーイング787-8「ドリームライナー」型機が墜落前に非常用発電機(Ram Air Turbine=RAT)が作動していたと報じられた。

このRATは、飛行中にエンジンが停止するなど動力を喪失した際、空気の流れを利用して電力や油圧を供給する緊急装置だ。ボーイング787のマニュアルによれば、この装置は①両エンジンが故障した場合、②3つある油圧系統すべての圧力が低下した場合に自動で作動する。また、操縦室の計器類が電力を喪失した場合や、電動ポンプに異常が発生した場合にも作動する可能性があり、必要に応じて操縦士が手動で展開することも可能だ。

調査関係者は、RATの作動は確認されたものの、それが実際にエンジンや油圧系統の故障によるものかどうかは不明だと述べ、慎重な姿勢を示している。

フライトトラッキングサービス「フライトレーダー24」によると、同機は離陸後、高度625フィート(約190メートル)に到達してからわずか50秒で位置情報の発信を停止。操縦席から「メイデー(緊急事態)」の信号が発せられたが、その後の通信は途絶えた。

事故機の残骸を調査した結果、フラップ(翼の後部にある可動装置)などの飛行面が離陸時の設定状態にあったことが確認されており、上昇途中で墜落した可能性がある。

乗員乗客の中で唯一の生存者であるラメシュ・ビスワシュクマールさんは、インド国営放送のインタビューで「離陸直後、機体が数秒間空中で止まったような感覚があり、その後、客室内に緑と白のライトが点灯した」と証言。彼は非常口から脱出したが、その直後に機体は医学生寮に衝突し爆発したという。

ボーイング社およびエンジン製造元のGEエアロスペース社はこの件についてのコメントを控えている。

航空安全専門家のアンソニー・ブリックハウスさんは、「商業航空において2基のエンジンが同時に停止する事例は極めて稀であり、現代のジェットエンジンは非常に効率的かつ信頼性が高い」と述べた。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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