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2025年06月26日木曜日
ホームニュースIT・テック発進2日で「中央線越え」「突然停止」…テスラ・ロボタクシー不具合続出で株価2%急落!

発進2日で「中央線越え」「突然停止」…テスラ・ロボタクシー不具合続出で株価2%急落!

引用:Yahoo!ファイナンス

テスラが22日から運用を開始したロボタクシーに多くの不具合があるとの報道を受け、同社株価が2%以上急落した。

24日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でテスラ株は2.35%下落し、340.47ドル(約4万9,426円)で取引を終えた。これにより同社の時価総額も1兆970億ドル(約159兆2,519億円)に縮小した。

この下落は、ロボタクシーの不具合が相次いで報告されたことが原因だ。ロボタクシー利用者が直接撮影した乗車動画がX(旧Twitter)上で次々と公開された。その中でロブ・モーラー氏が投稿した動画では、ロボタクシーが交差点で左折専用レーンに進入した後、左折しようとして躊躇し、突然右に方向転換して直進する様子が捉えられていた。この過程で車両は中央線を越えて対向車線にはみ出す場面もあった。

テスラ投資家のソーヤー・メリット氏が投稿した動画では、テスラ車両が制限速度の時速48kmを超え、すぐ時速56kmに達する様子が映っていた。別のユーチューバーの動画では、ロボタクシーの乗客が目的地付近で車を路肩に停車させるよう要求するボタンを押したにもかかわらず、車両が道路の真ん中で停止する事態が発生した。

このように様々な不具合が報告されている。米国道路交通安全局(NHTSA)はこの状況に注目し、テスラに関連資料の提出を求めたとブルームバーグは報じている。米当局がこの問題に注目しているとの報道を受け、テスラ株は急落したとみられる。前日、テスラ株はロボタクシーへの期待感から8%以上急騰していた。

なお、テスラは22日から米テキサス州オースティンで約20台のモデルY(SUV)を使用し、ロボタクシーの試験運行を実施している。

引用:depositphotos

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