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2025年07月03日木曜日
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【日本発の危機】仏でタカタ製エアバッグが爆発、「金属片が脳貫通」で女性死亡…仏政府が250万台リコール&運行禁止措置

引用:Parstoday

今月初め、フランスでエアバッグの誤作動により女性運転者が死亡したことを受け、当局は日本の部品メーカーであるタカタのエアバッグ搭載車両に対するリコールと運行禁止措置を拡大した。

24日(現地時間)、フランスの「ル・モンド」紙によると、フィリップ・タバロ運輸相はこの日、「タカタのエアバッグは高温多湿な環境で致命的な爆発を引き起こす危険がある」と述べたという。

フランス政府はこれまで特定のモデルと年式に限ってリコールを進めてきたが、この日の発表により製造メーカーやモデル、年式に関係なくタカタ製エアバッグを搭載したすべての車両がリコール対象となった。

これにより、リコール対象車両は従来より60万台増加し、合計250万台に拡大した。

また、タカタ製エアバッグを搭載した車両の運行禁止措置も拡大され、30以上のブランドの車両が影響を受けることとなった。

今回の措置は、11日にフランス東部ランスで発生した事故がきっかけとなった。

当時、運転者は車両衝突直後にエアバッグの誤作動によりガスカプセルが爆発し、飛び散った金属片に当たって死亡した。

検察はエアバッグの爆発による顔と顎の負傷を死因として特定した。

事故車両はフランスの自動車メーカー、シトロエンの2014年式C3モデルで、タカタ製エアバッグが搭載されていた。

事故直後、シトロエン社は追加の被害を防ぐため、欧州内のC3及びDS3モデルの所有者に車両の運転中止を勧告した。

これに関連して、17日にシトロエンの親会社ステランティスは、タカタ製エアバッグを搭載した69万台以上のシトロエンC3、DS3車両のうち、約70%に当たる48万1,000台の修理が完了したと発表した。

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