アナリスト予測をもとにiPhoneディスプレイのロードマップを視覚化
今後5年間でのiPhoneディスプレイ進化を示す予測画像が公開され、注目を集めている。この予測によると、完全なフルスクリーンのiPhoneは2030年に登場すると見られている。
ITメディア『マックルーマーズ』は26日(現地時間)、開発者のフィリップ・バブルシェク氏が、今後のiPhoneディスプレイのロードマップを視覚化した画像を公開したと報じた。
バブルシェク氏は、ディスプレイ業界のアナリストであるロス・ヤング氏の予測をもとに、将来のiPhoneディスプレイの変化を視覚化した画像を作成したという。

公開された画像は、カウンターポイント・リサーチ副社長であるロス・ヤング氏の予測に、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏が言及した曲面ガラスエッジや極薄ベゼルの要素を組み合わせたものとみられている。
今週、ヤング氏は、来年発売が見込まれる「iPhone 18 Pro」について、一部のFace ID部品をディスプレイ下に配置し、ダイナミックアイランドが従来より小型化されるとの見通しを明らかにした。ガーマン氏も以前、来年の一部iPhoneモデルでダイナミックアイランドのサイズが縮小されると話していた。
ヤング氏はさらに、iPhone発売20周年を記念して登場する2027年モデルについても、iPhone 18 Proと同様に小型化されたダイナミックアイランドを引き続き採用すると予想している。
この点については、先月ガーマン氏が「Appleはカットアウトのない20周年記念モデルのiPhoneを計画しており、画面周囲には極めて薄いベゼルを採用し、全体を曲面ガラスで包み込むようなデザインになる」と述べた見解とやや異なる。
ヤング氏は、2028年にはAppleがすべてのFace ID部品を画面下に埋め込み、前面カメラのみをディスプレイ左上のパンチホール型で残すと予測。その後もこのデザインが継続され、2030年になってようやく完全なフルスクリーンiPhoneが登場すると見込んでいる。
彼はこのロードマップについて「かなり確信している」と述べ、バブルシェク氏が公開した画像に対しても好意的な評価を示した。
注目の記事