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2025年07月04日金曜日
ホームニュース「移民追放の邪魔をしたら逮捕だ!」…トランプがNY市長選候補に“事前警告”、でも相手も黙っちゃいなかった?

「移民追放の邪魔をしたら逮捕だ!」…トランプがNY市長選候補に“事前警告”、でも相手も黙っちゃいなかった?

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ドナルド・トランプ米大統領が、ニューヨーク市長選の民主党候補に事実上決まった州議員ジョラン・マムダニ氏に対し、「ICE(移民税関執行局)の作戦を邪魔すれば逮捕する」と強烈な警告を放った。

現地1日、フロリダ州の移民収容施設、通称「ワニのアルカトラズ」に姿を見せたトランプ大統領は、報道陣の前でマムダニ氏を「完全な狂人」「共産主義者」と罵倒。さらに「彼を国家の名のもとで監視する」「ニューヨークへの予算を止める」とまで言い放った。

発端は、マムダニ氏が予備選勝利後のスピーチで「仮面をつけたICE職員が隣人を強制送還するのを止める」と宣言したこと。これに対しトランプ大統領は「それなら逮捕する。共産主義者はこの国に必要ない」と強硬姿勢を鮮明にした。

ホワイトハウスでも記者団に対して「奴は災厄だ」「あんな人物に資金が流れているなんて」と吐き捨て、ニューヨーク州政府への予算停止も示唆するなど、徹底抗戦の構えだ。

一方、マムダニ氏は「トランプの発言は民主主義そのものへの脅威」と応酬。「自分は共産主義者ではない。政策をきちんと読んでほしい」と反論した。

さらに「市民のためになることなら協力するが、害になることは絶対にやらない」と、毅然とした態度を貫いた。

マムダニ氏は先月の民主党予備選で43.5%を得票し、クオモ前知事を破って事実上の候補に確定。もし本選で勝利すれば、ニューヨーク初のインド系ムスリム系アメリカ人市長が誕生することになる。

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