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「台湾有事への布石か」中国、“空飛ぶ船”WIG機を初公開…高速性能と対艦ミサイル搭載で“攻撃用途”への懸念広がる

竹内智子 アクセス  

引用:ネイバル・ニュース
引用:ネイバル・ニュース

中国が建造中の大型ジェット推進型WIG機(地面効果翼機)の姿が、初めて明らかになった。

国際海軍専門メディア『ネイバル・ニュース』および米航空専門メディア『アビエイショニスト』は6日、中国の新型WIG機の前方構造が初公開されたと報じた。

WIG機(Wing-In-Ground effect craft)は、地面効果を利用して水面近くを高速で移動する輸送手段で、船舶と航空機の中間にあたる存在だ。主に水面から1~5メートルの高度を時速100~500キロで飛行し、「空飛ぶ船」や「地面効果翼機」とも呼ばれている。

引用:ウィキペディア
引用:ウィキペディア

かつてソ連は冷戦時代に、超音速対艦ミサイル6基を搭載して敵艦を奇襲する目的で「エクラノプラン」と呼ばれるWIG機を開発したが、アメリカの偵察衛星によりその存在が西側に知られ、「カスピ海の怪物」とも称された。

しかし、コスト面や整備の難しさなど運用上の制約から大量配備には至らず、ソ連崩壊後は多くの機体が放置されるか博物館に移された。

今回確認された中国のWIG機は、渤海湾の埠頭に係留されていることから「ポーハイの怪物」と呼ばれている。すでに中国で運用試験が行われている水陸両用機「AG600」と同規模とみられるが、「AG600」が南シナ海での物資補給や捜索任務に使われる一方、「ポーハイの怪物」は沿岸地域に特化した運用が想定されている。

さらに従来型のWIG機よりも高速化されており、台湾を意識した軍事作戦に投入される可能性も取り沙汰されている。

「アビエイショニスト」は、台湾海峡を越えて兵力や装備を迅速に輸送する手段として、WIG機が艦船よりも脆弱性が低い選択肢になり得ると分析している。

米軍事専門メディア『ザ・ウォー・ゾーン』は、中国のWIG機に関する画像から、ハイブリッド電動推進システムの採用や、大型V字型の尾翼、複合素材による軽量化と空力性能の向上といった特徴が見られると指摘した。

また、専門家の見解として、当該機体には最新型の超音速対艦ミサイルが搭載される可能性もあり、単なる輸送用途にとどまらず、高速攻撃プラットフォームとしての転用が想定されているという。

ただし、中国のWIG機が上陸支援を主目的とした艦艇なのか、攻撃型の兵器プラットフォームなのか、あるいは両方の機能を備えた多目的機なのかは、現時点で明らかになっていない。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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