メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「魔女狩りを即刻中止せよ!」トランプ大統領、ブラジル製品に50%高関税発動 ルーラ大統領は激怒し報復を警告!

有馬侑之介 アクセス  

引用:depositphotos
引用:depositphotos

ドナルド・トランプ米大統領は、南米ブラジルからの対米輸出品に50%の関税を課すと発表した。米国の貿易赤字や経済問題よりも、個人的感情や恨みに基づく措置との指摘が相次いだ。

最近、関税導入を通知する書簡を送った国はフィリピン、ブルネイ、モルドバ、アルジェリア、リビア、イラク、スリランカなどで、主要な貿易ライバル国は含まれていない。

9日(現地時間)、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を通じ、ルーラ・ダジルバ・ブラジル大統領宛ての書簡で、8月1日から全ブラジル産製品に50%の一律関税を課すと明らかにした。ブラジルが「米国の自由選挙を攻撃し、国民の表現の自由を侵害したこと」への措置とした。

ブラジルのルーラ・ダジルバ大統領は、今回の措置に強く反発し、報復関税を発動すると警告した。ブラジルは、自国の競争力と利益を害する国々との貿易、投資、知的財産権に関するすべての協定を停止すると表明した。

また、過去15年間で米国がブラジルとの貿易から4,100億ドル(約59兆9,675億円)以上の利益を得てきたと主張した。

さらに「ブラジルは主権国家であり、独立した機関を有する。決して軽視される国ではない」と述べた。

4月に10%の基本関税を課していたブラジルに対し、今回は40%ポイント引き上げ、50%の相互関税率を適用するとした。理由として、ブラジル国内の選挙制度と表現の自由の侵害を挙げ、特にボルソナロ前大統領が起訴され現在進行中の裁判について「魔女狩り」とし、中止を要求した。

極右傾向のボルソナロ前大統領は、ルーラ大統領暗殺計画、軍部クーデター計画、大統領選挙不服従暴動関与の容疑で起訴され、9月に初公判を控えている。本人は政治的迫害だと主張している。

今回の裁判は、2023年1月8日にボルソナロ支持派の極右集団が首都ブラジリアの大統領官邸、議会、最高裁判所を襲撃した事件で、背後にボルソナロがいたとされることに基づく。トランプ大統領はこの裁判を「あってはならない」と批判し、報復を公言した。

風力発電については「グリーンエネルギーではなく、最もコストがかかる高価なエネルギーだ。賢明な国は採用しない方式だ」と主張したが、依然として誤情報や事実誤認が目立ち、信頼を損ない批判の的となっている。

連邦最高裁判所は最近、フロリダ州のロン・デサンティス知事が昨年2月に成立させた不法移民取り締まりを含む移民法の施行を差し止めた。移民権利団体は、この法案は単なる州法ではなく連邦レベルの移民法に該当するとして最高裁に提訴していた。

ブラジルのジェラウド・アルキミン副大統領は、今回の関税措置について「どうやら誤った情報に基づいて下した判断のようだ」とコメントした。

ルーラ・ダジルバ大統領がほぼ2年間収監されていたことに言及された際には、「誰もその件で司法を非難せず、国家的違法行為ともされなかった。司法内部の問題に過ぎない」と応じた。

トランプ大統領はボルソナロ前大統領を「友人」と強調し、2020年に両者が自身の別荘マー・ア・ラゴで共に滞在した経緯にも触れたうえで、「盗まれた票を取り戻そうとしているだけだ。魔女狩りを即刻中止し、彼を釈放すべきだ」と主張した。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 後戻りできない転換点、タイムが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にAI設計者を選んだ理由
  • 「国際社会の支持を渇望する中国」日本との対立で四面楚歌、国防部X開設は焦りの“パニック決断”
  • 銃撃され森で遺体発見、暗号資産狙いの拉致殺害 欧州に広がる恐怖
  • 「もはや別の都市だ」香港は完全に中国に呑み込まれたのか…‟最大民主派政党”が30年で終止符
  • 「また一線を越えた…」中国海警の放水でフィリピン漁船2隻破損、負傷者3名
  • 【緊急事態】東京行きユナイテッド航空機、エンジン停止で引き返し…空港周辺で火災も

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「もはや別の都市だ」香港は完全に中国に呑み込まれたのか…‟最大民主派政党”が30年で終止符
  • 「また一線を越えた…」中国海警の放水でフィリピン漁船2隻破損、負傷者3名
  • 【緊急事態】東京行きユナイテッド航空機、エンジン停止で引き返し…空港周辺で火災も
  • 「韓国のキャンディー、食べる?」米学校で自身の体に接触させた菓子を渡した疑いの韓国人教師

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「もはや別の都市だ」香港は完全に中国に呑み込まれたのか…‟最大民主派政党”が30年で終止符
  • 「また一線を越えた…」中国海警の放水でフィリピン漁船2隻破損、負傷者3名
  • 【緊急事態】東京行きユナイテッド航空機、エンジン停止で引き返し…空港周辺で火災も
  • 「韓国のキャンディー、食べる?」米学校で自身の体に接触させた菓子を渡した疑いの韓国人教師

おすすめニュース

  • 1
    「リアルだと思ったら」先端ヒューマノイドの正体、イランで疑惑

    気になる 

  • 2
    10セントから始まった挑戦、42日で中古車を手にした理由

    気になる 

  • 3
    徴兵制が再び動き出す世界、くじと金で決まる兵役の現実

    気になる 

  • 4
    「使うほど散漫に」SNSが子供の注意力に与える影響

    気になる 

  • 5
    「赤い斑点は性病?」不安に怯えた中国人女性、ロンドンで恋人に刺殺

    気になる 

話題

  • 1
    「子犬が両親の帰りを待ち続けた日々」蓋に顔を寄せた“涙の瞬間

    フォトニュース 

  • 2
    ついに登場!巨大ロボット「アーカックス」の衝撃

    IT・テック 

  • 3
    「妻は性転換を考えていた」知らずに結婚した夫の訴えが認められた

    気になる 

  • 4
    【衝撃】AIの助けで命を救った少年の奇跡

    IT・テック 

  • 5
    胸を砕いたバーベル落下の瞬間…55歳男性が崩れ落ちた“防犯カメラの数秒間”

    気になる