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2025年07月18日金曜日
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韓国が世界の「武器供給国」に急浮上!米国の供給不足を埋める韓国武器、欧州で存在感急拡大

韓国、米同盟国の主要武器供給国に浮上

ポーランド輸出に注目、供給網の潜在力に関心

代替超え、米国にとっても重要性高まる見通し

引用:聯合ニュース
引用:newsis

韓国が世界有数の武器輸出国としての地位を固めつつあると、米CNNが12日(現地時間)に報じた。

CNNは、韓国の対ポーランド武器輸出を取り上げ、「韓国が米国の同盟国にとって主要な武器供給国となった」と評価している。

報道では、イスラエルやウクライナへの武器支援により米国の備蓄が減少する中、韓国が同盟国にとって注目すべき代替として浮上していると伝えた。

実際、スウェーデンのシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」の2024年の報告書によれば、過去5年間で韓国は世界10位圏内の武器輸出国に成長している。この間、韓国の武器輸出の46%がポーランドに向けられ、続いてフィリピン14%、インド7%となっている。

米国の安全保障系シンクタンク「スティムソン・センター」も昨年の報告書で「米国の供給空白を埋め得る有力なパートナーとして韓国が注目されている」と指摘した。

さらに「韓国の防衛産業、とりわけ武器と造船分野の成長は、米国への直接的な支援力となり得る」と分析している。

CNNはこの見解を引用し、特に韓国の造船産業の強みを取り上げ、米国が韓国の造船業と海軍支援艦艇の保守契約を締結したことにも言及した。

引用:聯合ニュース
引用:newsis

また、CNNは韓国製兵器を導入したポーランドが、欧州内で「軍事大国」としての存在感を強めていると評価した。ポーランドは隣国ウクライナに旧ソ連製の戦車約300両、歩兵戦闘車約350両などを提供した後、代替として韓国製兵器を大規模に導入しているという。

今月初めには、ポーランド国防省がK2戦車180両を含む総額67億ドル(約9,887億8,735万円)相当の韓国製武器の導入を発表した。契約には支援車両80台、砲弾や物流装備、ポーランド軍向けの訓練パッケージなども含まれ、現在は正式契約を控えているという。

CNNは、現代ロテムが製造するK2戦車について「世界最強の主力戦車の一つ」と紹介し、ポーランドが将来的に装甲戦力を戦車1,000両規模まで増強する計画であると伝えた。

北大西洋条約機構(NATO)によれば、ポーランドはロシアの脅威に備え、国防費を大幅に拡大している。今年のポーランドの国防予算は国内総生産(GDP)比で4.7%に達し、NATO加盟国の中で最も高い水準となっている。これは2022年の2.2%から大幅な増加である。

ただし、米シンクタンク「ランド研究所」は今年5月の報告書で「ポーランドによる大規模な武器調達は財政的負担につながる可能性がある」と警告した。

報告書によれば、ポーランドは現在、武器供給国から直接融資を受けて資金を調達しているが、今後この方法が困難になれば、市場からの資金調達に高コストが伴う可能性があると指摘している。

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