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2025年07月20日日曜日
ホームニュース【NY大洪水】米・東海岸を襲う集中豪雨で地下鉄駅冠水、1,200便欠航の大混乱!テキサス129人死亡に続く「気象災害連鎖」

【NY大洪水】米・東海岸を襲う集中豪雨で地下鉄駅冠水、1,200便欠航の大混乱!テキサス129人死亡に続く「気象災害連鎖」

引用:SNS「X」
引用:SNS「X」

アメリカ・ニューヨーク市周辺を襲った突然の集中豪雨により、地下鉄駅の浸水や道路の通行止めが相次ぐなど、市民生活に大きな影響が出ている。

14日夜(現地時間)、米国立気象局(NWS)によると、ニューヨーク州と隣接するニュージャージー州、コネティカット州にかけて激しい雨が降り、地下鉄駅へ雨水が流れ込んだほか、道路の冠水や車両の立ち往生、運転手の孤立といった被害が続出したという。

地下鉄や近郊列車の多くの路線でも運転見合わせや遅延が発生した。

ニューヨーク市と周辺地域を結ぶ通勤鉄道メトロノースでは、ハーレム線の一部区間が運休となり、ニューヘイブン線でも遅延が生じた。

また、空の便でも影響が出ている。

航空便追跡サイト「フライトアウェア」によれば、この日ニューヨーク近郊のラガーディア空港やジョン・F・ケネディ国際空港などでは、約1,200便のフライトが欠航となったという。

マンハッタン中心部にあるニューヨークの名所セントラルパークでは、夜に1時間あたり50ミリを超える猛烈な雨が降り、公園一帯が冠水した。ニュージャージー州でも、午後遅くまでに数十ミリの降雨が記録されたという。

NWSによると、15日朝にかけてはメリーランド州やバージニア州などアメリカ東部の他の州にも洪水注意報が発令されており、ニュージャージー州の一部地域では15日未明まで突発的な洪水警報が継続された。

ニュージャージー州プレインフィールド市では、豪雨で増水した急流に車が流され、乗車していた2人が死亡したと伝えられている。

NWSは、フロリダ州からメイン州にかけて東海岸に大量の水蒸気が流入したことで広範囲で雷雨が発生し、さらに上空の気流が停滞した影響で、洪水のリスクが高まったと分析している。

なお、今月4日にはテキサス州中部内陸のグアダルーペ川流域でも集中豪雨とそれに伴う洪水が発生し、129人が死亡するなど、米国では今夏、各地で豪雨による被害が相次いでいる。

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