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2025年07月18日金曜日
ホームニュース【欧州緊張再燃】「必要なら先制攻撃も」ロシア元大統領が西側に威嚇…プーチンは未だ発言なし

【欧州緊張再燃】「必要なら先制攻撃も」ロシア元大統領が西側に威嚇…プーチンは未だ発言なし

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ロシアの高官が西側を対象に必要なら先制攻撃を行うべきだと主張した。

国家安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は17日(現地時間)、ロシアのタス通信のインタビューで、西側が事実上ロシアに全面戦争を仕掛けていると指摘し、「我々は全面的に対応しなければならない。必要ならば先制攻撃も辞さない」と述べた。

2008年から2012年までロシア大統領を務めたメドベージェフ副議長は、80年前の1945年7月17日にソ連、アメリカ、イギリスが第二次世界大戦後の世界秩序を築くためにポツダム会談を開催したが、西側が当時の合意に違反したと主張し、このように語った。

これに対し、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、自身がロシアのウラジーミル・プーチン大統領の報道官であるため、メドベージェフ副議長の発言について詳しくコメントしないとし、公式見解の表明を控えた。

しかし、「メドベージェフ氏は豊富な経験を持ち、ロシア大統領を務め、現在非常に重要な職責を担っている」とし、「彼は当然自身の見解を表明したのだ」と評価した。

さらに「現在ヨーロッパで形成されている環境、我々が直面している状況は極めて非建設的で対立的、そして軍事的である」とし、「そのような懸念を抱くことは正当である」と擁護した。

ペスコフ報道官は、ドナルド・トランプ大統領が50日以内にロシアがウクライナと停戦和解を達成しなければ、ロシアと貿易を行う国に100%の二次関税を課す可能性があると警告したことについて、「現在も分析中だ」と述べた。

その上で、プーチン大統領が必要だと判断すれば、直接これについて発言するだろうとした。

彼は第3回交渉の日程についてウクライナ側の提案を待っており、先月2日にイスタンブールで行われた第2回交渉で合意された戦死者の遺体・捕虜交換が完了した後、第3回会談の日程を決定する必要があると述べた。また、ロシアの交渉団長であるウラジーミル・メディンスキー大統領顧問が引き続きウクライナ側と接触していると付け加えた。

これに先立ち、メディンスキー顧問はテレグラムでウクライナ軍の戦死者の遺体1,000体を引き渡し、その見返りにロシア軍の遺体19体を受け取ったと明らかにした。

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