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2025年07月22日火曜日
ホームニュース「またもトランプのプライドが傷つけられた」SNSに怒りの投稿連発 メディアを“嘘つき”と罵倒、物議醸したチーム名の復活も要求

「またもトランプのプライドが傷つけられた」SNSに怒りの投稿連発 メディアを“嘘つき”と罵倒、物議醸したチーム名の復活も要求

ドナルド・トランプ米大統領が20日(現地時間)、FRB(連邦準備制度)のジェローム・パウエル議長の解任検討を報じた『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』の記事を「典型的な嘘」と真っ向から否定した。

自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、トランプ大統領は「WSJはベッセント財務長官が私に解任の悪影響を説いたと報じたが、誰も私に説明する必要はない。市場に何が良いか、私が一番よく知っている」と一蹴。さらに「私は説明される側ではなく、説明する側だ」と強調した。

WSJは、スコット・ベッセント財務長官がパウエル議長の解任が市場と経済に重大なリスクをもたらすとし、トランプ大統領に再考を促したと報じていた。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

トランプ大統領とWSJの対立はこれが初めてではない。最近では「エプスタイン疑惑」を巡る報道を名誉毀損とし、トランプ大統領はWSJを相手に100億ドル(約1兆4,750億円)規模の訴訟を起こしている。

一方で、トランプ大統領は同日、人種差別的との批判で名称を変更した2つの米スポーツチームに対しても、旧称への回帰を求める発言を投稿。NFL「ワシントン・コマンダーズ」とMLB「クリーブランド・ガーディアンズ」に対し、それぞれ「レッドスキンズ」「インディアンズ」への復元を要求した。

2チームは、それぞれ2020年と2021年にチーム名を変更。先住民差別との指摘を受けたことが背景にあるが、トランプ大統領は「名称変更しなければ、新スタジアム建設契約を与えない可能性がある」と明言。さらには「クリーブランドのオーナー、マット・ドーランが名称を変えたせいで選挙に3連敗した」とまで主張した。

そして、「インディアンたちは不当に扱われている。インディアンたちを再び偉大に(MIGA、Make Indians Great Again)!」と締めくくり、物議を醸す表現で注目を集めた。

同日、トランプ大統領は自身の再任後6か月を祝う投稿も行い、「死にかけていた国を完全に復活させた」と自賛。「歴代大統領でも最も重要な時期のひとつとして評価されている」とアピールした。

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