
ルーマニア国防省は21日(現地時間)、イスラエルのラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズと最新の短距離・超短距離(SHORAD-VSHORAD)防空システム「アイアンドーム」の購入契約を締結したと発表した。
Newsisの報道によると、この契約額は20億ユーロ(約3,439億4,600万円)に上る大規模な武器調達だ。ルーマニアの国営防衛企業ロムテクニカSAが6基の防空システムの購入を代行した。
契約には装備の運用訓練やシミュレーションセンター、各種装備・弾薬、物流支援も含まれているという。
今回の契約は7年間の期限で、3回の追加契約が予定されている。最初の超短距離システムは契約締結から3年以内に納入される見込みだ。
イスラエルのSHORAD-VSHORAD防空システムは、無人機や巡航ミサイルなど、増加する長距離攻撃に対応するため、広範な空域を防衛する目的で開発された。
ルーマニア国防省は、この導入により国防の機動性と効率性が向上し、現代戦に対応する隙のない防衛システムとして機能すると発表した。
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