
イーロン・マスクCEOが率いる電気自動車メーカー、テスラは、米ロサンゼルス(LA)中心部に初となる、レストランと充電施設を融合したサービスエリア型の複合施設「ダイナー(Diner)」をオープンした。
22日、米ビジネス・インサイダーなどの報道によれば、テスラはこの日の午後4時20分、ウェスト・ハリウッドにおいてレストラン、ドライブイン、充電施設を一体化した新施設を開業したという。
2,023平方メートル(約612坪)の敷地に建設されたこの2階建て施設は、一度に250人以上を収容可能で、年中無休の24時間営業となる。施設内にはテスラ電気自動車用の充電器が80基設置され、外部には大型スクリーンが配され、映画が上映される。初日は映画『スタートレック』などが上映された。

店内では各種テスラ関連商品に加え、ハンバーガー、フライドポテト、ホットドッグなどの食品も販売される。テスラが開発中のヒューマノイドロボット「オプティマス(Optimus)」も、この日ポップコーンの販売ブースで来店客を迎え、ポップコーンを手渡した。メディアは「これはマスクCEOが2018年に初めて言及したアイデアの集大成だ」と伝えている。
マスクCEOは2018年1月、自身のX(旧Twitter)アカウントで「LAの新しいテスラのスーパーチャージャーステーションの1つに、昔ながらのドライブイン、ローラースケート、ロックレストランを設置する予定だ」と投稿していた。
マスクCEOは本施設に関する複数の写真や動画をXに連続して投稿し、オープンを宣伝した。彼は「私が成功すると考えるこのレトロでありながら未来志向のダイナーが実際に成功を収めれば、テスラは世界中の主要都市に本施設を展開する」と述べた。
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