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「油田が見つかったぞ!」ポーランド沖で欧州最大級の埋蔵地を発見 エネルギー独立に期待も…“あの国”は激しく反発?

竹内智子 アクセス  

バルト海にヨーロッパ最大級の油田出現

引用:gettyimagesKorea
引用:gettyimagesKorea

ポーランド北西部のバルト海沖で、過去10年間にヨーロッパで確認された中でも最大規模とされる石油埋蔵地が発見された。現地のエネルギー安全保障を強化する「歴史的発見」として注目が集まっている。

『ポーランド通信(PAP)』や『TVN』など現地メディアによれば、カナダの石油探査企業CEPは、港町シフィノウイシチェから約6km沖合の海域で、推定2億バレル(1バレル=約159リットル)に達する油田を確認した。これは、ポーランド国内で過去に発見された油田の中で最大級であるのみならず、ヨーロッパ全体でも近年最も規模が大きい可能性があるという。

ポーランド気候環境省は「国内の年間石油需要の4〜5%を自給できるようになり、3〜4年以内の商業生産を見込んでいる」と発表。輸入依存の軽減により、国家のエネルギー独立に向けた転機になると期待を寄せた。

実際、ポーランドはこれまでバルト海沿岸とカルパチア山脈周辺に小規模な油田を抱える一方、天然ガスは完全に輸入に依存してきた。今回の発見により、同国の石油埋蔵量はほぼ倍増する見通しだという。

ただし、開発をめぐっては環境面の懸念も強まっている。今回の油田は、ドイツとの国境に接する観光地ウーゼドム島近くの海域に位置しており、風光明媚なリゾート地での採掘に対して、環境団体や地元自治体の反発が高まっている。

CEPのロルフ・スカー社長は「これはポーランドのエネルギー史における転換点だ。バルト海のポテンシャルを最大限活用すべきだ」とコメント。ポーランド政府関係者も「国家の安全保障を強化する画期的な資源だ」と強調する。

一方、対岸ドイツの観光都市ヘリングスドルフのマリスケン市長は「我々の足元で行われる産業活動は、地域の自然と暮らしを脅かす」として、強く反発している。

エネルギー供給の自立をめざすポーランドと、観光資源の保護を重視するドイツ。海を挟んだこの対立は、今後の開発計画にも影を落とす可能性が高い。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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