
ハリウッド女優ニコール・キッドマン氏がドナルド・トランプ大統領を避けてポルトガルへ移住するとの報道が伝えられた。
25日(現地時間)、英メディア「メトロ」によると、キッドマン氏は最近ポルトガルの入国管理局に居住許可申請書類を提出したという。
ポルトガルの地元メディア「SICノティシアス」は「キッドマン氏がリスボン郊外の富裕層居住地域カスカイスでプライベートジェットから降りる姿が目撃された」と報じた。
キッドマン氏はリスボンの南約130km離れた高級リゾート地の不動産を物色中だとされる。
この地域は、ジョージ・クルーニー氏やパリス・ヒルトン氏などのハリウッドセレブや英国のユージニー王女が頻繁に訪れる場所として知られている。
申請書類には夫であるカントリー歌手のキース・アーバン氏の名前が含まれていないという。
ニューヨーク・ポスト紙は「アーバン氏は米国ツアーの日程のため同行できず、後日別途ビザを申請する予定」と伝えた。
キッドマン夫妻はポルトガルのゴールデンビザ制度を通じて永住権を取得する見込みだ。
この制度は現地不動産に一定額以上投資すれば居住権を得られるもので、二人はすでにリスボンに住宅を所有しているという。
アカデミー賞受賞者であるキッドマン氏がポルトガルの居住権を申請した具体的な理由は明らかにされていない。
しかし米メディアは、彼女がトランプ大統領を避けるために移住を決意した可能性があると推測している。
メトロ紙は「キッドマン氏がトランプ大統領のアメリカから脱出する可能性がある」とし、「キッドマン氏は、トランプ氏の大統領就任以降に米国を離れた“最初のセレブ”ではなく、“また一人”加わった形だ」と伝えた。
トランプ大統領再選後、アメリカを離れたスターにはキッドマン氏の他、有名コメディアンのロージー・オドネル氏やトークショー司会者のエレン・デジェネレス氏などがいる。
それぞれアイルランド、イギリスのコッツウォルズに移住した。
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