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2025年07月31日木曜日
ホームニュースNYど真ん中で銃乱射テロ!“精神疾患”疑いの元アメフト選手が退勤ラッシュに“AR-15”乱射、警官含む5人死亡

NYど真ん中で銃乱射テロ!“精神疾患”疑いの元アメフト選手が退勤ラッシュに“AR-15”乱射、警官含む5人死亡

引用:YouTube

米ニューヨーク、マンハッタン中心部の高層ビルで、退勤時間帯に「AR-15」ライフルを携えた20代の男性が銃を乱射し、警察官1名を含む4名が死亡した。元アメフト選手の20代容疑者は、犯行後に自殺した。

28日(現地時間)、ロイター通信、米CNN、ニューヨーク・ポスト(NYP)などの現地メディアは、この日の午後6時30分頃、世界最大の米大手投資会社ブラックストーンをはじめ、KPMG、ドイツ銀行、NFL本部、アイルランド総領事館など大手金融機関や主要施設が入居するマンハッタン・パークアベニュー345番地の44階建てビルで本事件が発生したと報じた。

報道によると、ニューヨーク市警のジェシカ・ティッシュ本部長は、この夜の記者会見で、ネバダ州ラスベガス在住のシェーン・タムラ氏(27歳)を容疑者として特定し、単独犯行と見られると述べた。

容疑者はBMW車で現場に現れ、ライフルを持って降車後、当該ビルのロビーに入るや否や発砲を開始した。最初の犠牲者は、ビルの警備を担当していたニューヨーク市警のディダール・イスラム警官(36)だった。 イスラム警官はバングラデシュ出身の移民で、当時ニューヨーク市警の商業施設警備プログラムに参加していた。

容疑者はエレベーターに向かう途中、女性1名と男性1名をそれぞれ殺害し、机の後ろに隠れていた警備員にも発砲して重傷を負わせた。その後、エレベーターから降りた女性1名は無事に通過し、エレベーターで33階のルディン・マネジメントの事務所に上がり、さらに女性1名を殺害した後、自殺したとティッシュ本部長は説明した。

引用:YouTube

この事件で容疑者を含む計5名が死亡し、負傷者は少なくとも6名以上に上った。ニューヨーク市警は、イスラム警官以外の被害者の身元は公表していない。

ネバダ州在住の容疑者は、26日からコロラド、ネブラスカ、アイオワの各州を経由して米国を横断し、この日の午後ニュー ヨーク市に到着した。到着からわずか数時間で銃撃事件を起こしたことが判明した。

ティッシュ本部長は犯行動機を調査中であると述べ、容疑者に精神疾患の既往歴があると指摘したが、その詳細は明らかにされていない。

ただし、捜査官が現場で容疑者の車両を捜索した際、車内から弾薬、装填済みのリボルバー、弾倉入りのライフルケースとリュック、そして容疑者に処方された薬が発見されたと付け加えた。

事件後、複数のSNSには、市民がこのビルから脱出する様子や、警察の指示に従ってビル周辺で両手を挙げながら移動する映像が多数投稿された。

一方、CNNは容疑者が元アメフト選手であったことを明らかにし、彼がNFLおよび慢性外傷性脳症(CTE)の対応方法に不満を抱いていた可能性があると推測した。

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