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2025年08月02日土曜日
ホームニュース「ロシアよ、8日までに停戦せよ――北朝鮮とも仲良くするな」米国連代表がトランプ発言を引用し圧力、従わねば“追加制裁”と警告

「ロシアよ、8日までに停戦せよ――北朝鮮とも仲良くするな」米国連代表がトランプ発言を引用し圧力、従わねば“追加制裁”と警告

引用:ホワイトハウス
引用:ホワイトハウス

国連(UN)駐在の米国代表は、ドナルド・トランプ米大統領が8月8日までにロシアとウクライナが休戦に合意すべきだと強調し、両国に対して交渉妥結を促したと明らかにした。

米国の国連代表代行であるジョン・ケリー氏は7月31日(現地時間)、ニューヨークの国連本部で開催された安全保障理事会(安保理)会議に出席し、「ロシアとウクライナは、休戦と持続可能な平和に向けた交渉を開始すべきだ」と発言。「米国は、平和構築のために追加措置を講じる用意がある」とも述べた。

またケリー氏は、北朝鮮がロシアに対し弾薬および1万2,000人以上の兵力を提供し、その見返りにロシアが軍事訓練を支援していると批判。「これらの行為は複数の国連安保理決議に違反しており、ヨーロッパおよび朝鮮半島の平和を脅かすものだ」と指摘した。

トランプ大統領はこれに先立つ7月14日、ロシアが「50日」以内にウクライナとの休戦に合意しない場合、対ロシア制裁を強化し、関税の賦課も辞さない姿勢を示していた。

しかし、ロシア側が交渉に積極的な姿勢を示さなかったことから、大統領は7月28日に交渉期限を「10〜12日」に短縮。さらに翌29日には「10日」、すなわち8月8日までに交渉を妥結するよう強く要求した。

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