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2025年08月06日水曜日
ホームニュース「ペットを猛獣の餌として寄付して」デンマーク動物園、狂気の“寄付要請”が大炎上!キリンをライオンに与えた“前科”も

「ペットを猛獣の餌として寄付して」デンマーク動物園、狂気の“寄付要請”が大炎上!キリンをライオンに与えた“前科”も

引用:デンマーク・オールボー動物園のFacebook
引用:デンマーク・オールボー動物園のFacebook

デンマークのある動物園が、寿命が残り少ないペットを猛獣などの餌として寄付してほしいと呼びかけ、波紋を広げている。

4日(現地時間)、BBCやCNNなどの海外メディアによると、デンマークのオールボー動物園は今月1日、SNS上で「鶏、ウサギ、モルモットなどを肉食動物の餌として寄付してほしい。寿命が残りわずかな動物の提供を歓迎する」と呼びかけた。

動物園側は、「動物たちに自然に近い食物連鎖を提供する責任がある」とし、「これにより無駄がなくなり、肉食動物の自然な栄養と健康が保たれる」と説明している。

また、寄付された動物は「熟練した職員によって安楽死させられたうえで、餌として使用される」とし、「寄付を行えば税控除の対象にもなる」と明らかにした。

この投稿はインターネット上で大きな論争を呼んだ。

一部のユーザーは、「ペットを餌として提供するのは倫理的に受け入れられない」と批判した。また、「ペットへの無関心さが恐ろしいレベルだ」との声も上がった。

一方で、「自然の食物連鎖を維持しようとする動物園の努力を理解する」といった擁護の声もあったという。

オールボー動物園の副園長ピア・ニールセン氏は、「当園では以前から小型家畜を肉食動物の餌としてきた」としたうえで、「肉食動物を飼育する際には、できるだけ自然に近い食事(肉、毛、骨など)を与えることが重要だ」と述べている。

さらに、「様々な理由で安楽死が必要な動物をこのような形で活用するのは合理的な方法だ」としたうえで、「デンマークではこのような慣行が一般的だ」と付け加えた。

なお、報道によれば、デンマークの動物園が動物の死の扱い方について批判を受けたのは今回が初めてではないという。2014年には、コペンハーゲンの動物園が近親交配を防ぐ目的で、生後18か月の若いキリンを安楽死させ、その死骸をライオンに与えて物議を醸した経緯がある。

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