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プーチン氏「まだ彼と会う気はない」米の“ゼレンスキー参加必須”要求に難色…全面侵攻後初の三者会談、実現は不透明

有馬侑之介 アクセス  

ドナルド・トランプ米大統領がウラジーミル・プーチン大統領と首脳会談を行う見込みの中、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も参加すべきだという条件が提示されたと報じられた。ただし、プーチン大統領はこれに否定的な姿勢を示しており、3者会談の実現可能性には疑問が残る。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

7日(現地時間)、ウクライナの『キーウ・ポスト』によると、トランプ政権の高官は「米国は、プーチン大統領がゼレンスキー大統領とまず対面しない限り、トランプ大統領との会談は実現しないことを明確にした」と述べたという。

これに先立ち6日、トランプ大統領は「来週中にプーチンと首脳会談を行う可能性が非常に高い」と述べ、プーチン大統領も「可能性はある」と肯定的な反応を示した。しかし、プーチン大統領はゼレンスキー大統領との会合については「まだ道のりは長い」と否定的な姿勢を示したとされる。

その後、ゼレンスキー大統領は7日、欧州各国の首脳と電話会談を行い、「(露宇戦争は)ヨーロッパで起こっている」とし、「(休戦・終戦のための)関連プロセスに欧州側の参加が必要だ」と強調した。これは、戦争終結過程でウクライナが排除されることを懸念し、欧州側に支援を求めたものと解釈される。

既にウクライナと欧州は、トランプ大統領就任直後の今年2月から、米国とロシアが直接接触する中で「排除」を経験していた。欧州主要国は「休戦和解はウクライナの主権と領土保全に基づくべきだ」と主張している。

一方、トランプ大統領、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領による3者会談が実現すれば、2022年2月のロシアの全面侵攻以降、交戦当事国および主要仲介国の首脳が初めて直接対面する機会となる見込みだ。マルコ・ルビオ米国務長官は、この会談に備え予定されていた海外出張を延期中だという。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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