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2025年08月12日火曜日
ホームニュース「ホームレスは今すぐ出て行け、美しくないだろ?」トランプ氏が“美学”を再び追求…最高の首都づくりへ貧困層に厳格対応を予告

「ホームレスは今すぐ出て行け、美しくないだろ?」トランプ氏が“美学”を再び追求…最高の首都づくりへ貧困層に厳格対応を予告

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ドナルド・トランプ米大統領が、首都ワシントンDCの路上生活者を即座に市外へ移動させる方針を表明した。10日(現地時間)、自身のSNS「トゥルースソーシャル」に「首都を歴史上最も安全で美しい都市にする」と投稿し、「路上生活者は直ちに移動しなければならない」と強調。滞在先は用意するものの、首都から遠く離れた場所になると付け加えた。

犯罪者への対応については「移動の必要はない。刑務所に収監する」と述べ、「首都を取り戻す」と主張。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は「ワシントンDCは優れた都市だが、長年暴力犯罪に悩まされてきた」と述べ、トランプ大統領が連邦法執行機関の強化を指示したと明らかにした。

トランプ大統領はさらに「犯罪と美化(Beautification)に関する記者会見を明日午前10時に開く」と予告。「首都の犯罪や殺人、死を終わらせるだけでなく、清潔さや都市の修復についても議論する」とし、「テントや不衛生、ゴミ、犯罪が蔓延する前、ワシントンDCは世界で最も美しい首都だった。まもなく再びそうなる」と述べた。

また、連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長や、民主党所属のミューリエル・バウザー市長を名指しで批判。「建物修理に31億ドル(約4,600億円)を投じることは認めない。バウザー市長には多くの機会があったが、犯罪は悪化し、都市は汚れ、魅力を失った」と語った。

一方、バウザー市長は同日『MSNBC』に出演し、「暴力犯罪は2年連続で減少している。戦争で破壊された国々とワシントンDCを比較するのは誇張で、事実ではない」と反論した。

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