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【プーチンの策略】ドネツク完全掌握なら他地域侵攻も容易に?堅固な“防衛線突破”狙い、“領土譲渡”要求か

梶原圭介 アクセス  

ドネツク・ポクロフスクの50kmに及ぶ防衛線、数年来突破できず

2年足らずで5両分の装備と数十万の兵力を失う

ドネツクを完全掌握すれば他地域への攻撃も容易に

引用:newsis

10日(現地時間)、ウクライナのポクロフスク前哨基地に、プーチンロシア大統領の顔が描かれた標的が設置された。

プーチンがドネツク全域の譲渡を停戦条件として提示したのは、この地に築かれた堅固なウクライナ防衛線を容易に突破するための策略だとみられている。

プーチンは米露首脳会談を前に、停戦条件としてウクライナ東部ドネツク全域の譲渡を含む領土交換案を提案した。

米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は13日(現地時間)の社説において、その背景にはウクライナ軍の防衛線突破が極めて困難であるという事情があると指摘している。

報道によれば、プーチンはウクライナに対し同国が現在支配している一部地域を含めたドネツク全域の返還を要求している。その見返りとして、ロシアが占領中のヘルソン州およびザポリージャ州の一部地域を返還する用意があると示した。

プーチンがこのような提案を行った理由は、ウクライナがドネツクに50kmにも及ぶ重装備防衛線を築いているためである。

ウクライナは2014年のロシアによる東部侵攻以降、堅固な防衛線を整備してきた。ロシア軍は数年にわたって防衛線突破を試みたが、未だ成功していない。

米戦争研究所(ISW)によると、現状の進軍ペースではロシアが防衛線を突破するまでに「さらに数年を要する」可能性が高いと分析している。

プーチンは戦場で果たせなかった成果を、トランプとの交渉で達成しようとしているのである。

ロシアは米露首脳会談を前に、ドネツクのポクロフスク占領を狙い、攻勢を強化している。この地域では、数的劣勢にあるウクライナ軍が徐々に押し戻されているが、ロシア軍は戦前人口わずか6万人の同市に接近するまでに17か月以上を費やした。

ISWは、ロシア軍が2023年10月以降、ポクロフスク周辺で「5両以上の装甲車と戦車」を失ったほか、戦闘による死傷者は毎月1万4,000~1万5,000人に達した。もしプーチンが交渉によってドネツク全域を完全掌握すれば、ウクライナのハルキウ州やドニプロペトロウシク州への進攻が有利になる可能性がある。

その場合、ウクライナは新たな防衛線を急いで構築せざるを得ず、地形的に脆弱な場所に防衛線を事態に陥る可能性がある。

プーチンの提案は、一時的に停戦が成立しても、再び戦争を再開する意図を含んでいる可能性を示唆している。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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