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2025年08月14日木曜日
ホームニュース1万人派兵の北朝鮮に「戦況速報」?金正恩、プーチンと「極秘通話」異例公開!米露首脳会談の“核心内容”共有か

1万人派兵の北朝鮮に「戦況速報」?金正恩、プーチンと「極秘通話」異例公開!米露首脳会談の“核心内容”共有か

引用:newsis

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が北朝鮮の金正恩国務委員長と電話会談し、米国のドナルド・トランプ大統領との会談などに関する情報を共有したと伝えられている。北朝鮮メディアが最高指導者の外国首脳との通話を公開したのは初めてだ。

13日、ロシアのクレムリン(大統領府)と朝鮮中央通信などは、金委員長とプーチン大統領が12日に通話したと報じた。クレムリンは「プーチン大統領が米露首脳会談に関する内容を金委員長に伝えた」と明かし、今後両首脳が個人的な連絡を継続すると述べた。

プーチン大統領は15日に米アラスカでトランプ大統領と首脳会談を行う予定で、この席で議論されるウクライナ問題は北朝鮮にも少なからぬ影響を及ぼすとみられる。北朝鮮は特殊部隊を含む1万人以上の戦闘兵力をロシアに派兵し、砲弾やミサイルなど様々な武器を輸出している。

北韓大学院大学のヤン・ムジン教授は、クレムリンが米露首脳会談の内容を明らかにした点から、金委員長の疑問にプーチン大統領が答えたと推測した。彼は「(米露首脳会談で)ウクライナ戦争終結への意見接近が見られれば、プーチン大統領がトランプ大統領の北朝鮮への関心における金委員長の立場を伝える可能性もある」と分析した。

一方、北朝鮮側はクレムリンが言及した米国との会談に関する内容を報じていない。朝鮮中央通信は「ロシアと北朝鮮が今後の協力強化への意志を確認し、相互の関心事について意見を交換した」とだけ伝えた。労働新聞は金委員長が通話で「朝鮮民主主義人民共和国は北露間の条約の精神に常に忠実であり、今後もロシア指導部のあらゆる措置を全面的に支持する」と断言したと報じた。

プーチン大統領が15日、北朝鮮の祖国解放80周年を祝すると、金委員長は「我が国民全体は80年前、赤軍兵士たちが成し遂げた英雄的偉業を真の国際主義の模範として敬虔に思い起こし、朝鮮解放のために犠牲となったソ連軍烈士に崇高な敬意を表する」と応じた。これに先立ち、プーチン大統領の招待を受けた金委員長が、近くロシアを訪問する可能性も取り沙汰されている。

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