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ドンバス譲渡を条件に和平?トランプがゼレンスキーを追い込み、米軍関与論まで浮上

有馬侑之介 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

ドナルド・トランプ米大統領は18日(現地時間)、ウクライナ戦争終結案の一つとされる安全保障問題に、米国も直接関与する考えを示した。具体的な手段には触れなかったものの、米軍の直接介入も排除しない姿勢を示し、注目を集めている。

Newsisの報道によると、トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領との会談を前に、ウクライナの安全保障に関して米軍の関与を排除するかとの記者団の質問に対し、「本日、7人の偉大な欧州指導者と会談し、その点について議論する予定だ」と答えた。

トランプ大統領は「欧州の首脳全員が関与し、安全保障で大きな支援が行われるだろう」と述べ、「彼らが現地(欧州)にいることで、第一の防衛線となる」と付け加えた。

さらに「我々も彼らを支援し、関わっていく」と語った。

トランプ大統領はこの日、ゼレンスキー大統領との会談に続き、欧州主要7カ国首脳との多国間会談を行い、その内容を発表する見通しだ。

トランプ大統領は15日にウラジーミル・プーチン露大統領と会談し、この日はゼレンスキー大統領や欧州首脳らと会い、ウクライナ戦争の終結策を協議する。

マルク・ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州連合(EU)委員長、キア・スターマー英首相、ジョルジャ・メローニ伊首相、フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領、フリードリヒ・メルツ独首相、エマニュエル・マクロン仏大統領はすでにホワイトハウスに到着し、会談の開始を待っている。

トランプ大統領はまずゼレンスキー大統領との二国間会談に臨み、「本日すべてが順調に進めば、戦争終結の現実的なチャンスがあると考えている」と語った。

会談では、ウクライナへの安全保障策に加え、ロシアとの領土交換をめぐる問題が大きな焦点となる見通しだ。

また、トランプ大統領はロシアが和平交渉開始の条件として掲げるウクライナ東部「ドンバス(ドネツク・ルハンスク)の譲渡」要求をそのまま西側に伝え、事実上ゼレンスキー大統領に受け入れを迫っている。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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