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2025年08月20日水曜日
ホームニュース「トランプ、ウクライナを再び突き放す」NATO加盟を一刀両断…“自分がロシアなら当然望まない”と露骨なプーチン擁護

「トランプ、ウクライナを再び突き放す」NATO加盟を一刀両断…“自分がロシアなら当然望まない”と露骨なプーチン擁護

「ウクライナNATO加盟は不可能」

「ゼレンスキーは柔軟性を示すべき」

米軍のウクライナ駐留にも否定的

「防空支援は議題となり得る」

引用:Youtube@sbsnews8
引用:Youtube@sbsnews8

ドナルド・トランプ米大統領がウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟について「不可能だ」と断言し、事実上ロシア側に立つ姿勢を鮮明にした。

トランプ大統領は19日(現地時間)、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や欧州首脳らとの会談からわずか1日後、米保守系メディア『フォックス・ニュース』との電話インタビューで「ウクライナには何らかの安全保障上の保証が必要だろうが、それはNATO加盟ではない」と述べた。さらに「それは絶対に起こらないことだ。もしあなたがロシアなら、敵が国境にいることを望むだろうか」と反問した。

また、欧州各国がウクライナに部隊を派遣しようとしている現状に触れ、「我々は彼らを助けたい。おそらく防空支援が議題になるだろう。なぜなら米国のようにその装備を持つ国は他にないからだ」と強調した。

一方で、米軍をウクライナ国境に派遣する可能性については明確に否定。「それは保証できる。私は大統領だ。私はただ人々が死ぬのを防ごうとしている」と語った。

さらにトランプ大統領は、ウクライナ戦争の発端がNATO加盟問題だけでなく、2014年のクリミア併合にもあったと主張。「両方とも不可能だ」とし、クリミア返還の可能性を否定した。

その上で「クリミア併合は全て(当時の)オバマ前大統領の責任だ。オバマは一発の銃弾も撃たずに渡してしまった。私が見た中で最悪の不動産取引の一つだった」と痛烈に批判した。

また、ロシアのプーチン大統領とゼレンスキー大統領の平和協議について「プーチンがうまくやることを望んでいる。ゼレンスキーもやるべきことをやるだろう。ゼレンスキーはある程度の柔軟性を示さなければならない」と指摘。その上で「結果がどうなるか見守る。もしうまく進めば、私が3者会談に参加して決着をつける」と述べた。

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