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「敵に恐怖を抱かせるしかない」金正恩、5,000トン級駆逐艦を視察し“海軍核戦力”強化を宣言

竹内智子 アクセス  

南浦造船所を訪れ、駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)号」の試験過程を視察

海軍の先端化と核武装計画の進行状況に満足の様子

引用:Youtube@yonhapnewstv23
引用:Youtube@yonhapnewstv23

金正恩北朝鮮国務委員長は「再び強行される米国と韓国の合同軍事演習は、朝鮮民主主義人民共和国への最も敵対的かつ対決的な意図を露骨に示す、明確な立場表明だ」と述べた。

韓米軍当局が、有事に備えた朝鮮半島防衛のための合同軍事訓練である「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS)」演習の開始日から、金委員長は批判を展開している。

『朝鮮中央通信』は19日、金委員長が前日に平安南道の南浦造船所を訪れ、北朝鮮初の5,000トン級新型駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)号」の武装システム統合運用試験過程を視察した際、このように発言したと報じた。

金委員長は「米韓の軍事的結託の深化と軍事力誇示行為は、最も明白な戦争挑発の意思表示であり、地域の平和と安全環境を破壊する根源である」と主張した。

さらに「我が国が直面する安全保障環境は日々深刻化しており、現状、我々は現存の軍事理論および実践における画期的かつ急速な変化、並びに核武装の急激な拡大を要している」と指摘した。

彼は「長年にわたり慣例化してきた米韓の軍事演習は常に挑発的で危険な性格を含んできたが、最近では核要素を含む軍事的結託を図ろうとしている点で、その重大性は一層増大している」と述べた。

金委員長は「このような変化する情勢は、我々に主導的かつ圧倒的な対応の変化を求めている」と強調し、海軍が国防力強化の一翼を担うべきだと命じた。

金委員長は「我が海軍の作戦能力を飛躍的に向上させることは、共和国の軍事力発展の観点、及び我が国の地政学的特殊性に基づく軍事戦略の観点から、一刻も疎かにできない最重要国家事業である」と主張した。

さらに「我が海軍は近い将来、国家の核戦力構成及び核使用領域において重要な役割を担う信頼のおける戦力となるだろう」と予告した。

彼は「地域の安全保障環境を管理・維持し、国家の主権安全を確実に守るための最も確固たる方法と保証は、敵に我々を恐れさせることにほかならない」と述べ、「情勢管理と国家防衛戦略に関する我々の見解は微塵も変わらないだろう」と強調した。

金委員長は「国家防衛力の加速的な成長のための重要な措置は必ず継続される」とし、「国の主権と安全を守るための我々の確固たる意志と能力は、行動で示されるだろう」と付け加えた。

また、金委員長はこの日、「崔賢号」に関する報告を受け、「海軍の先端化、及び核武装化という重要課題が段階的に計画通りに進んでいることに満足の意を表した」と通信は伝えた。

続いて8~9月に予定されている事業を完了させ、10月中に駆逐艦の性能及び作戦遂行能力評価工程に移行するよう指示したと通信は報じた。

北朝鮮は先の4月26日に5,000トン級新型駆逐艦「崔賢号」を公開した。この艦艇の艦級は、抗日革命闘士である崔賢(チェ・ヒョン)の名に因み「崔賢号」と命名された。

それから1ヶ月も経たない5月21日、同級の2隻目の駆逐艦が公開されたが、金委員長が進水式に臨席した際に船が座礁するという、失態を演じた。

6月12日には、転覆した船を修理し「姜健(カンゴン)号」と改名され、再び進水式が行われた。7月22日には、新型最高級駆逐艦を来年10月10日までに追加で建造する計画も公表された。

一方、金委員長は姜健号進水式の際に、「来年からは崔賢号、またはそれ以上の級の駆逐艦を毎年2隻ずつ作戦水域に配備する」という海軍力強化策について言及していた。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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