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2025年08月20日水曜日
ホームニュースリップル(XRP)、1日後に「運命の分岐点」へ 50日線割れなら本格下落リスク

リップル(XRP)、1日後に「運命の分岐点」へ 50日線割れなら本格下落リスク

暗号資産リップル(XRP)が重要な節目を迎えている。今後2日間の日足チャートの動き次第で、中期的な上昇トレンドを維持できるのか、それとも本格的な下落局面に移行するのかが決まる可能性が高いとみられている。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

19日付の『U.Today』などによると、現在XRPは50日指数移動平均線(EMA)である2.96ドル(約437円)の水準を試している。このラインは直近まで上昇トレンドの支持線として機能していたが、足元ではその維持に不透明感が強まっていると報じた。

この水準を明確に割り込めば、XRPは2.78ドル(約410円)から2.70ドル(約398円)のレンジまで急落する可能性がある。この水準は100日EMAが位置する次の下値支持線だ。

取引量の減少も下落圧力を強めている。買い需要が乏しい中で流動性が低下すると、大口の売り注文に価格が敏感に反応しやすくなる。現状では下方モメンタムが優勢な状況だ。

テクニカル指標も弱気相場を裏付けている。相対力指数(RSI)は基準線の50を下回っており、この状態が続けば過売り圏に突入する可能性もある。これは買い圧力の弱まりを示し、反発なしに下落トレンドが加速する条件を整えつつある。

XRPが再び3.10ドル(約458円)から3.20ドル(約472円)のレンジに戻るには、速やかに反発し50日EMAを維持する必要がある。通常、このような反発は2〜3本の日足内で方向性が決まるため、48時間以内に明確な動きが現れる可能性が高いとみられる。

XRP保有者は、50日EMAを守って上昇基調を維持できるのか、それとも下値を割り込み下落局面へ移行するのかという重要な選択を迫られている。モメンタムの弱化と取引量の減少が同時進行するなか、今後2日間で相場の行方が試されることになりそうだ。

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