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【警戒】米韓首脳会談に合わせ、北が挑発か…CSIS専門家は“核実験”リスクを警告、「北朝鮮の行動は予測不能」

織田昌大 アクセス  

韓国のイ・ジェミョン大統領と米国のドナルド・トランプ大統領が初の首脳会談を行う時期に合わせ、北朝鮮が核実験を含む重大な挑発行為に出る可能性があると、米国の専門家が警告している。韓米合同軍事演習と北朝鮮・米国間の対話途絶が重なり、挑発のリスクが高まるとの分析だ。

米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国部長は20日(現地時間)の記者会見で「来週、北朝鮮がどのような行動に出るか予測不可能」と述べた。イ大統領は24日に米国を訪問し、25日にホワイトハウスでトランプ大統領と会談する予定だ。チャ部長は、北朝鮮がこの時期を狙って挑発行動に出る可能性があると見ている。

引用:ニュース1
出典:ニュース1

チャ部長は、ジョージ・W・ブッシュ前政権時代にホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア担当局長を務めた韓半島専門家だ。チャ部長はその理由として三つの要因を挙げた。第一に韓米首脳会談そのもの、第二に現在進行中の韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」、そして第三に北朝鮮・米国間の外交チャネルが完全に閉ざされている点である。

彼は「これらの要因の組み合わせは、実証研究から見ても好ましい兆候とは言えず、通常、北朝鮮のかなりの挑発行為へとつながってきた」と分析し、挑発行為のレベルとして「ミサイル実験、さらには核実験の可能性もある」と警告した。

チャ部長は、北朝鮮が実戦配備可能な核兵器の確保に全力を注いでいると述べ、またロシアがこれを支援している可能性にも触れた。さらに、近日中に北朝鮮と中国国境付近で建設中と見られる新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)基地に関する報告書が発表されるだろうと付け加えた。

引用:朝鮮中央通信
出典:朝鮮中央通信

同研究所のシド・サイラー上級顧問も「北朝鮮は現在、夏季訓練期間中であることを忘れてはならない」とし、ミサイル発射や砲兵射撃のデモンストレーションなど、軍事力の誇示が行われる可能性があると予測した。ただし、「おそらく致命的あるいは実戦規模のものではないだろう」と線引きした。

今回の韓米首脳会談において、トランプ大統領が取り上げる議題についても注目が集まっている。チャ部長は、トランプ大統領が同盟国との貿易赤字問題に対し「レーザービームのように」焦点を当て、韓国に対して貿易黒字縮小のための追加的な約束を要求する可能性が高いと予測している。

また、中国問題に関しても韓国に明確な対応を求める分析が示された。チャ部長は「トランプ大統領を取り巻く国防関係者は、中国との緊急事態発生時に、韓国に対してより明確な約束を求めるだろう」と述べ、これは万一台湾が中国からの侵攻を受けた場合に、韓国がどのように対応するかの確約を求める可能性があることを意味している。

ただ、彼は「トランプ政権内の省庁間協議の内容と、実際にトランプ大統領が伝えたいメッセージとは全く異なる可能性がある」と付け加えた。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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