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「チベットで異例の警告」習近平氏、4年ぶりの訪問で“祖国分裂の試みは必ず失敗” 自治区設立60周年式典で強硬姿勢

望月博樹 アクセス  

引用:CNBC
引用:CNBC

習近平中国国家主席は21日、4年ぶりにチベットを訪問し、自治区設立60周年の記念式典を盛大に開催した。その場で「祖国の分裂や安定を破壊しようとする試みは必ず失敗に終わる」と警告した。1951年に中国が武力で併合したチベット自治区は、共産党の支配に対する抗議活動が絶えない敏感な地域である。

同日、自治区ラサの聖地ポタラ宮で2万人の住民が参加した式典において、習主席は民族団結と宗教の中国化を強調した。「分離主義に対して徹底的に闘っている」とチベット住民を称賛しつつ、「チベット仏教を社会主義に適応させるよう導かなければならない」と訴えた。チベット独立運動を率いる亡命政府の指導者ダライ・ラマについては言及しなかった。習主席はまた、「中華民族共同体を共に築き、美しいチベットの新たな章を刻もう」と記した直筆の看板を贈呈した。

前日、習主席は共産党序列4位の王滬寧・全国政協主席、5位の蔡奇・党中央書記処書記らと共にラサに到着し、熱烈な歓迎を受けた。

新華社通信は「国家主席が西蔵(チベットの中国名)自治区の設立記念行事に出席したのは、中国共産党および中国国家の歴史上初めてのことだ」と伝え、「西蔵の各民族幹部や住民に対する温かい配慮を示すものだ」と報じた。複数回チベットを訪問した中国指導者は習主席のみである。

江沢民元国家主席は1990年、チベットで分離主義暴動に伴って戒厳令が敷かれた際に1週間滞在し、政情安定を図った。習主席も2021年、チベット併合70周年を記念して現地を訪れ、西部の四川省とチベットを結ぶ川蔵鉄道の建設現場を視察した。これはダライ・ラマを含むチベット住民の人権を懸念する国際社会に対し、地域の安定を誇示する狙いがあったとみられる。

今回の訪問は、ダライ・ラマが先月90歳の誕生日を迎え、後継者選定に中国が関与することを排除すると明言した直後であり、注目を集めている。さらに中国は、1959年にダライ・ラマ氏に亡命先を提供したインドとの間で国境衝突から5年を経て関係改善を模索している。

中印国境地帯に位置するチベットは、豊富な天然資源と水力発電の潜在力を持つ戦略的要衝である。31日にはナレンドラ・モディ印首相が7年ぶりに中国を訪問する予定で、習主席がこの機会を利用してダライ・ラマ後継問題の解決を図る可能性も取り沙汰されている。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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