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2025年08月28日木曜日
ホームニュース「ロシア本土を攻撃せよ!」トランプ氏が爆弾発言“侵略国を叩かなければ勝利なし”…ウクライナ戦争は激動の新局面へ

「ロシア本土を攻撃せよ!」トランプ氏が爆弾発言“侵略国を叩かなければ勝利なし”…ウクライナ戦争は激動の新局面へ

トランプ大統領「侵略国を攻撃しなければ勝てない」、ウクライナのロシア本土攻撃を示唆

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ドナルド・トランプ米大統領はウクライナ戦争に関連し「侵略国を攻撃しなければ勝利はない」と述べ、ウクライナによるロシア本土攻撃の可能性を示唆した。

トランプ大統領は21日(現地時間)、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に「侵略国を攻撃しなければ勝利は困難だ。守備だけでは勝てない。ウクライナとロシアも同様だ」と投稿した。

さらにトランプ大統領は「ジョー・バイデン前大統領はウクライナの反撃を妨げ、守備だけを強いた。その結果がどうなったか」と述べ、「興味深い時期だ」と付け加えた。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は「大統領は事実に基づいた観察を述べただけだ」と説明した。

トランプ大統領はこの投稿と併せて、自身がウラジーミル・プーチン露大統領を指差している写真と、1959年にリチャード・ニクソン米副大統領がソ連のニキータ・フルシチョフを指差しながら激論している場面を並べた画像も共有した。

引用:トゥルースソーシャル
引用:トゥルースソーシャル

トランプ大統領の発言は、当選者だった昨年12月のタイム誌インタビューでロシア本土攻撃に強く反対した姿勢と対照的だ。

当時トランプ大統領は、バイデン前政権によるウクライナへの長距離ミサイル供与決定について「非常に愚かな行為だ」と批判し、「数百マイル離れたロシアへのミサイル供与には断固反対する。我々は戦争を拡大し悪化させているだけだ。こうした行為は絶対に許されない」と述べていた。

『CNN』はこれを「トランプの急激な立場の転換」と評した。

専門家は、トランプ大統領がウラジーミル・プーチン露大統領に圧力をかけようとしている可能性があると分析した。

プーチン大統領は最近、ボロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領との直接会談に同意したが、ロシア当局は再び「高官間の協議が先行すべきだ」と条件を付け始めた。

現在、米国はウクライナが長年求めてきたトマホークミサイルの提供を検討していない。米国防総省高官はCNNに「それに関する協議は行われていない」と述べた。

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