メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「米国の逆鱗など歯牙にも掛けず」インド石油業界、ロシア産原油輸入を継続…代替原油あれど“駆け引きで負けぬ”姿勢鮮明

織田昌大 アクセス  

引用:PTI
引用:PTI

米国が予告した通り、ロシア産原油輸入を理由にインドに制裁的追加関税を課し、合計50%の関税を適用し始めたことを受け、インド石油精製業界は政府の対米強硬姿勢に足並みを揃え、ロシア産原油の輸入を継続する意向を示した。

インドの日刊紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア(TOI)』と経済紙『エコノミック・タイムズ(ET)』は28日、インド石油精製業界が、米国の高関税が適用開始される前日にこの見解を表明したと報道した。

石油精製業界の幹部らは、政府からロシア産原油の輸入停止を指示する公式命令を受けたことはないとし、政府がロシア産原油輸入を中断する可能性は極めて低いと発表。

TOIによると、幹部らは、ロシア産原油の9月の輸入注文が例年平均を下回っているものの、これはロシア産原油の割引幅が、昨年のバレル当たり2.5~3ドル(約367〜441円)から1.5~1.7ドル(約220〜249円)に縮小したためだと説明しているという。

ある幹部は「政府のメッセージは『国益優先、商売は二の次(country first, commerce later)』だ」と述べ、個別企業の一時的な経済的困難よりも対米関税交渉が優先されるべきだとの立場を表明した。

業界幹部らは、インド政府が米国のロシア産原油輸入中止圧力に屈すれば、さらなる圧力に直面することになるため、対米強硬姿勢を維持していると分析。

また、インドのナレンドラ・モディ首相やスブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣、ピユシュ・ゴヤル商工相などの政府要人が、米国の要求に屈するのではなく、対抗姿勢を通じて輸出企業を支援することを選好していると付け加えた。

さらに、ロシア以外の地域には豊富な原油があり、価格面でも有利な場合が多いため、ロシア産原油の輸入を中断することも可能だが、米国の圧力に屈するのは望ましくないと強調。

非ロシア産原油への輸入に急速に切り替えたとしても、世界の原油価格への影響は軽微で短期的なものにとどまるだろうと説明した。

別の幹部は「(インド側がロシア産原油の輸入を中断したとしても)原油の供給網は速やかに適応するだろう」と述べ、「ロシア産原油は世界市場に留まり、需要と供給のバランスは崩れない」と語った。

一方で、TOIが掲載した記事のコメント欄では、現地ネットユーザーの大多数が「米国の圧力に屈すべきではない」との反応を示している。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ついに登場!巨大ロボット「アーカックス」の衝撃
  • 【衝撃】AIの助けで命を救った少年の奇跡
  • 韓国でまた観光客死亡事故…“歩行者を次々とはねた惨劇”、運転手は急発進を主張
  • 「元妻と3人で暮らそうと?」25歳年下夫に発砲した60代妻…“三角関係”が招いた末路
  • 「合法と言い張る中国ホテル」子ライオンを客室に投入しSNS炎上
  • 「事故りました」ライブ配信しながら運転→歩行者死亡…その後まさかの寄付募集

こんな記事も読まれています

  • SUVに傾いた韓国市場、日産セダンが揺さぶる理由
  • 「バッテリー不安は解消できるのか」BMW、EVにガソリンを載せる理由
  • 出勤前にエンジンがかからない!?冬のバッテリー放電を防ぐ方法
  • 北米赤字が突きつけた現実、ホンダ・日産・三菱が米国で共同戦線
  • 徴兵制が再び動き出す世界、くじと金で決まる兵役の現実
  • 「使うほど散漫に」SNSが子供の注意力に与える影響
  • 「赤い斑点は性病?」不安に怯えた中国人女性、ロンドンで恋人に刺殺
  • 「子犬が両親の帰りを待ち続けた日々」蓋に顔を寄せた“涙の瞬間

こんな記事も読まれています

  • SUVに傾いた韓国市場、日産セダンが揺さぶる理由
  • 「バッテリー不安は解消できるのか」BMW、EVにガソリンを載せる理由
  • 出勤前にエンジンがかからない!?冬のバッテリー放電を防ぐ方法
  • 北米赤字が突きつけた現実、ホンダ・日産・三菱が米国で共同戦線
  • 徴兵制が再び動き出す世界、くじと金で決まる兵役の現実
  • 「使うほど散漫に」SNSが子供の注意力に与える影響
  • 「赤い斑点は性病?」不安に怯えた中国人女性、ロンドンで恋人に刺殺
  • 「子犬が両親の帰りを待ち続けた日々」蓋に顔を寄せた“涙の瞬間

おすすめニュース

  • 1
    ヒョウ絶叫!巨大サイに“尻で圧殺”される瞬間…狩りの誤算が命取りに

    フォトニュース 

  • 2
    生まれたばかりの子犬を一晩中見守った“ナース犬”の優しさに世界が涙

    フォトニュース 

  • 3
    英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争

    トレンド 

  • 4
    火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!

    トレンド 

  • 5
    「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?

    トレンド 

話題

  • 1
    全国を回りホームレスに『ナイフと酒』を配るインフルエンサー…「生きていくためだ!」

    トレンド 

  • 2
    “むっとした臭い”のする温水浴槽に入った後に死亡…70代女性の家族旅行中に何が起きたのか

    トレンド 

  • 3
    「相手が関係を望んだ」12歳少女に手を出した“弁護士”の言い分

    トレンド 

  • 4
    「いびきが脳を破壊していた?」脳卒中を引き起こす微小出血リスク“2倍超”の衝撃研究

    ライフスタイル 

  • 5
    トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]