
米航空宇宙局(NASA)は、中国人による宇宙研究への参加を全面的に禁止した。
ブルームバーグ通信によると、NASAは5日、米国のビザを所持する中国人もプログラムから排除した。
ベサニー・スティーブンスNASA広報官は「中国国籍者に内部措置を適用し、業務の安全確保のためアクセスを制限した」と述べた。
NASAは従来、中国国籍者を正規職員として採用していなかったが、米国ビザを有する中国人に限り、契約研究員や大学院生、大学所属研究者としてプログラムへの参加を認めていた。
一方、5日以降は中国国籍の研究者が対面・オンラインを含む業務関連会議に参加することも禁止されたとみられる。
ショーン・ダフィー米運輸長官は記者会見で「我々は第二次宇宙競争に突入している。中国の先行は望ましいが、実現することはない」と述べ、「米国は過去も今後も宇宙研究を主導する」と強調した。
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