メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「AI人材様、どうか来てください!」ビッグテックで過激な争奪戦、中国も加速する一方で“非AI人材”は切り捨てられる

竹内智子 アクセス  

大手IT企業による過激なAI人材争奪戦…中国も1億元(約20億7,000万円)の報奨金を掲げ参戦
AppleのSiri責任者ロビー・ウォーカー氏が退社…核心人材の奪い合いが激化

中国テンセント、OpenAI研究員ヤオ・スンウェイ氏を迎え入れ
約20億7,000万円の報酬を提示

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

グローバル大手IT企業が、核心的な人工知能(AI)研究員1人に対し数十億円規模の報酬を投じる一方、既存人材はAIエージェントなどによる自動化が加速し、格差が顕在化している。

中国の大手IT企業もこの流れに乗り、天文学的な報酬を掲げ、OpenAIやGoogle DeepMindなどで経験を積んだトップ人材の獲得に本格参入した。

IT業界関係者によると、AppleのAI検索担当役員ロビー・ウォーカー上級執行役員は来月退社する見通しだ。ウォーカー氏は今年初めまで音声AIアシスタント「Siri」開発統括を務めていたが、AIアップグレードの遅延を受け現在はAI検索プロジェクト「AKI(Answers Information and Knowledge)」チームに異動していた。

次の勤務先は未確認だが、競合からのオファーを受け入れた可能性が高いと見られている。Appleではルオミン・パン(AFM=Apple Foundation Model開発統括役員)をはじめ、AFMチームの核心研究員(トム・ガンター、マーク・リー、ボーウェン・ジャンら)が相次いでMetaに流出している。

Metaは最高水準の研究陣に対し4年間で最大3億ドル(約432億円)の報酬パッケージを提示し、一部にはGPU3万個へのアクセス権も保証している。

マイクロソフト(MS)も先月中旬からMetaの一部研究員を「Critical AI Talent」と位置づけ、最高レベルの報酬で人材争奪戦に参戦した。MSは今年(1月~7月)だけで1万5,300人(全体の約7%)を削減しつつ、核心人材には惜しみなく投資している。

中国のテンセントも参戦した。メッセンジャー「WeChat」を運営する同社は、元OpenAI研究員ヤオ・スンウェイ氏に最大1億元(約20億7,000万円)の報酬を提示して迎え入れたと伝えられている。ヤオ氏はGoogleインターンを経て昨年6月にOpenAIに参加し、「Reactフレームワーク」の開発実績やMetaが高額報酬で引き抜こうとした経緯から注目されていた。

一方、イーロン・マスク氏のxAIはデータ注釈担当の500人に解雇を通知した。データ注釈チームは社内最大規模(約1,500人)で、原始データを文脈に応じて分類し、Grokを人間強化学習(RLHF)で訓練していた。xAIは「即時的な戦略転換」とし、代わりに専門AIチューターチームを現行の10倍に拡充すると説明した。

今年に入り大手IT企業では、スタートアップ全体を買収する代わりに創業者や核心人材のみを引き抜く「逆人材買収」も広がっている。業界関係者は「AI核心人材1人がもたらす価値は天文学的だ」とし、「投資コストを補うため既存人材のAIエージェントによる自動化が顕著になっている」と述べた。

竹内智子
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • 「人間の経験と勘は不要?」20年分の“味覚データ”を学習したAIが“ビール設計”、ついに量産段階へ!
  • 「駅を“印刷”する時代に突入」和歌山の無人駅で始まった世界初3Dプリンター駅舎
  • 「リスナー97%は聞き分け不能」...AI生成曲、ユニークなボイスと圧倒的歌唱力で“全米1位”奪取!
  • 後戻りできない転換点、タイムが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にAI設計者を選んだ理由
  • 「中国寄り回答を封じ込む!」日本政府、生成AIを“思想監査” “信用できるAI”を選別へ
  • 「時価総額7兆円消失」...窮地の“アドビ”、ChatGPTと連携で“逆転の一手”!

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 「トランプは裏切らなかった?」ウクライナにNATO級安保案、ゼレンスキー氏は”満足”
  • 「誤認逮捕だった」ブラウン大学銃撃、容疑者釈放――真犯人はいまだ逃走中
  • 「米国は信頼できない」ウクライナ人75%が“米主導終戦案”に反発、領土放棄も軍縮もNO!
  • 「トランプ外圧の影か」ホンジュラス大統領選、2週間経っても決着つかず抗議デモ拡大

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 「トランプは裏切らなかった?」ウクライナにNATO級安保案、ゼレンスキー氏は”満足”
  • 「誤認逮捕だった」ブラウン大学銃撃、容疑者釈放――真犯人はいまだ逃走中
  • 「米国は信頼できない」ウクライナ人75%が“米主導終戦案”に反発、領土放棄も軍縮もNO!
  • 「トランプ外圧の影か」ホンジュラス大統領選、2週間経っても決着つかず抗議デモ拡大

おすすめニュース

  • 1
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 2
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ 

  • 3
    親交説を否定したリーダー、10年以上の関係を示唆されたメンバーは無言…「注射おばさん」波紋の行方

    エンタメ 

  • 4
    「週13本をこなした全盛期の裏側で…」忙しさが生んだ後輩との距離感、悔いの残るエピソードを告白

    エンタメ 

  • 5
    資産10億から一夜で転落…転倒事故をきっかけに人生が一変した71歳のベテラン歌手、波乱万丈な人生を告白

    エンタメ 

話題

  • 1
    EXO、冬の定番を継ぐ新曲「I'm Home」を電撃予告…「The First Snow」の感動再び?

    エンタメ 

  • 2
    「スキンケアのため訪問しただけ」SHINeeリーダー、“注射おばさん”との親交説疑惑に釈明

    エンタメ 

  • 3
    「まだAIだと思ってる?」人気俳優イ・イギョンの暴露者が新たな投稿、DM動画公開で波紋拡大

    エンタメ 

  • 4
    純白ドレスが話題に…大人気バンドQWER・チョダン、受賞の感動と母の誕生日を重ねた近況ショット公開

    エンタメ 

  • 5
    44歳で第2子に挑戦…流産・移植を経たタレントが語るリアル妊娠事情 豊胸手術も考えた?

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]