
スウェーデンは、ロシアが情報収集のために、ポーランド領空に意図的に侵入したと分析した。
ロイター通信によると、スウェーデンのウルフ・クリステーショ 首相は15日(現地時間)の記者会見で「ロシアはポーランド領空に侵入して情報収集を行った」と述べ、「これはロシアがNATO(NATO・北大西洋条約機構)の能力を試そうとする意図である」と強調した。
9月10日には、ロシアのドローン19機がポーランド東部領空に侵入した。これに対し、ドナルド・トゥスク ポーランド首相は戦闘機の出撃を命じ、全機を迎撃したとして、「現在ポーランドが受ける脅威は第二次世界大戦以降最も深刻である」と述べ、「戦争状態とは主張しないが、現状はそれほどまでに危険である」と語った。
約200年にわたり軍事同盟加入に消極的であったスウェーデンは、2022年にロシアがウクライナに侵攻した後、NATOに即時加入した。3月、スウェーデン政府は今後10年間で防衛予算を3,000億クローナ(約4兆4,570億4,000万円)程度増加させる計画だと伝えた。
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