ウクライナが米国にトマホークミサイルを要請
ロシア「提供した場合、核兵器と見なす」

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ウクライナ戦争もガザ戦争のように終結できると述べた。
ウクライナメディアのキーウポストによると、ゼレンスキー大統領は13日、NATO(北大西洋条約機構)議会総会での演説で「中東地域では今や戦争が公式に終結段階に入った」とし、「このような大きな苦痛の後でも平和は可能だ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にも平和を強制できる」と強調したという。
さらに「ハマスでさえ自ら人質を解放した」とし、「他のテロリストと同様、プーチン大統領にも圧力をかけるべきだ。平和を回復するため共に努力しよう」と付け加えた。
続けて彼は、ロシアが冬季を目前に攻勢を強化するだろうとして、ウクライナの防空網と長距離ミサイル戦力を早急に強化すべきだとNATO加盟国に呼びかけた。彼は、「ロシアは冬が来る前にテロ行為を通じて我々の抵抗を崩そうとしている。これを許してはならない」と声を強めた。
これに先立ちウクライナ政府は、米国に対し、トマホークミサイルなどの長距離戦力を正式に要請した。ゼレンスキー大統領は「ドナルド・トランプ米大統領に我々が必要とするすべてを伝え、彼はこれを処理することに合意した」と述べた。これに対し、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は「トマホークミサイルがウクライナに提供されれば、ロシアはこれを核兵器と見なすだろう」と警告した。
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