ハマス「抵抗のための武器使用は我々の正当な権利」

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、「パレスチナ武装組織ハマスがガザ地区で殺害行為を続けるなら、米軍を派遣する」と表明した。
AFP通信によると、トランプ大統領は16日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「ハマスがガザ地区の人々を殺害し続けるなら、これは合意違反であり、我々は介入してハマスを殲滅するしかない」と述べた。
前日にも「ハマスが武装解除を行わないなら、力づくでもそうさせる」と発言していた。イスラエルに米軍200人を派遣した米中央軍のブラッド・クーパー司令官も声明で「ハマスは即時に暴力を停止し、武装解除せよ」と要求した。
トランプ大統領はガザ和平構想第2段階でハマスの武装解除を条件としていた。しかし、ハマスは「抵抗武器の使用は我々の正当な権利だ」とこれを拒否している。
ハマスは和平構想第1段階の合意に基づきイスラエル人質全員を解放後、ガザ支配権維持のため裏切り者を大量逮捕・処刑している。
AFPは摘発がガザ北部・南部全域で同時進行中で、先週だけで約60人のパレスチナ人が処刑されたと報じた。イスラエルのカッツ国防相は「ハマスが合意を守らなければ、米国と協調して戦争を再開しハマスを排除する」と述べ、「ガザ情勢を変え、完全な終戦という目標を達成する」と強調した。
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