
バングラデシュの最大空港であるハズラット・シャージャラル国際空港は、火災により離着陸が中断された後、6時間ぶりに運航を再開した。
19日(現地時間)ロイターやAP通信などによると、前日午後、バングラデシュの首都ダッカに位置する同空港の貨物ターミナルで火災が発生し、人的被害はなかった。
空港当局は直ちに非常事態を宣言し、すべての航空便の離着陸を全面中止した。37の消防隊が緊急出動し、陸・海・空の各軍の兵力も消火作業に投入された。
午後9時6分頃、最初の航空便が離陸し、6時間ぶりに空港の運営が再開された。バングラデシュ民間航空観光省は「火災は完全に鎮火した。原因を究明し、再発防止策を講じる」と発表した。
損失額の正確な算定は時期尚早だが、火災による輸出入物流の混乱で発生する直接・間接の被害は10億ドル(約1,480億円)に上る見通しだ。
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