
米テキサス州で、1人乗り電動垂直離着陸機(eVTOL)のレース大会が開かれた。
「空のF1」を掲げるこの大会では、米航空スタートアップのジェットソン(Jetson)が開発した電動垂直離着陸機「ジェットソン・ワン(Jetson One)」が投入された。
ジェットソン・ワンは最高時速102キロ、最大飛行時間20分、航続距離32キロを誇り、8つのローターとカーボンファイバー、アルミ製シャーシを採用している。緊急時には自動着陸機能が作動し、落下時の速度を抑える「バリスティックパラシュート(弾道落下傘)」も備える。
ジェットソン・ワンの価格は約1,810万円で、すでに550台の受注がある。今回の大会は、新しい航空スポーツの可能性を証明するデモンストレーションレースとして実施されました。
最大の特徴は、米国内で操縦免許なしで飛行できる点であり、同社はこれを機に「個人飛行の大衆化時代」を切り開くとするビジョンを掲げている。
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