
勤務中に関係を持った陸上自衛隊の隊員2人が懲戒処分を受けた。
沖縄タイムスなどによると、陸上自衛隊第15旅団は16日、駐屯地で当直勤務中に不適切な行為を行ったとして、第15高射特科連隊所属の43歳男と24歳女をそれぞれ停職20日の懲戒処分とした。
2人は上司と部下の関係にあり、2022年11月1日の当直勤務中に関係を持ったほか、同月4日にも再び勤務中に関係を持ったという。
この事実は、女性隊員が自ら部隊に報告したことで発覚した。第15旅団は「2人とも行為を認め、反省の意を示している」と説明した。
一方、自衛隊は創設70周年を迎えた昨年以降も不祥事が相次いでおり、こうした問題が若者の志願離れを招いているとの指摘が出ている。
実際、2023年度の自衛隊募集では、採用予定1万9,598人に対し実際の採用者は9,959人にとどまり、充足率は50.8%と過去最低を記録した。これまで最低だった1993年度の55.8%を大きく下回り、採用者が1万人を割ったのは今回が初めてである。
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