
タス通信は、クルスク州のヒンシュテイン知事が22日(現地時間)のTVインタビューで、州境界地域での地雷除去作業に言及し、朝鮮人民軍が主要な役割を担っていると報じた。
ヒンシュテイン知事は「朝鮮人民軍が地雷除去活動に深く関与している」とし、「(地雷除去は)今後この地域の再建と安全確保において重要だ」と述べた。
クルスク州の境界地域には依然として地雷や不発弾、空爆弾、砲弾などが残存しており、これが地域に大きな危険をもたらしているという。
ヒンシュテイン知事はこの日、「ロシアと北朝鮮の友好関係が、我々に特別な協力体制を築かせている」と両国間の絆を強調した。 ロシアと北朝鮮の協力関係深化の象徴として、クルスクと開城との姉妹都市協定案が作成されていることも明らかにされた。
ロシアの侵攻により始まったウクライナ戦争が長期化する中、北朝鮮は2024年10月、約1万人規模の兵力をロシアに派遣し、主にクルスク地域に投入されたとみられる。
北朝鮮は今年も追加派兵に着手し、2025年4月に派兵を公式に確認した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長はその後、派兵軍人を表彰するなど、国民の支持を固めるための施策を講じた。
派遣された朝鮮人民軍兵士の死傷者は数千人規模に達するとみられる。














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