
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今月29日、ロシアが核推進水中ドローン「ポセイドン」の試験運航に成功したと明らかにした。
ニューシスは、ロシアのRIAノーボスチ通信とタス通信の報道を引用し、プーチン大統領がこの日モスクワ中央臨床病院を訪れ、「特別軍事作戦」に投入され負傷した兵士たちに会ったと伝えた。
彼は「前日、我々はもう一つの有望なシステムである核推進水中ドローン『ポセイドン』の試験を実施した」とし、「初めて潜水艦からブースターモーターを使用して発射しただけでなく、核動力装置を稼働させて一定時間運航することに成功した」と説明。
そして「これは大きな成功だ」と強調した。
プーチン大統領は「この装備を迎撃することは不可能だ。速度と潜航深度で世界に匹敵するものはない」とし、「『ポセイドンの』爆発力は、まもなく実戦配備される大陸間弾道ミサイル(ICBM)サルマトよりもはるかに強力だ」と述べた。
プーチン大統領は、最近試験発射に成功したと発表した核推進巡航ミサイル「ブレベスニク」の技術的完成度を再度強調した。
彼は「原子力潜水艦の原子炉と同等の出力だが、サイズは1,000分の1に過ぎない」とし、「ブレベスニクの核反応炉は数分、あるいは数秒で作動を開始できる」と説明。
そして、ブレベスニクに使用された核技術を民間エネルギー分野と月探査プログラムにも適用する計画だと付け加えた。
プーチン大統領は、ウクライナ軍が包囲されたクプヤンシク、クラスノアルメイスク地域に記者が進入することを許可し、現場で何が起こっているのか確認させる方法を議論したとし、「これによって、ウクライナ指導部が自国民と軍人たちの運命を決定することになるだろう」と述べた。
 
            


















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