AirPods Pro 3の一部ユーザーから「異常なノイズが発生」との報告相次ぐ
一部のAirPods Pro第3世代ユーザーが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能をオンにした状態でメディアを再生していない際、異常なノイズが発生すると訴えていることが分かった。IT専門メディア「MacRumors」が29日(現地時間)に報じた。
報道によると、RedditやMacRumorsフォーラムなどのオンラインコミュニティでは、多くのユーザーが同様の問題を共有している。利用者はこのノイズを「雑音」「シューシューという音」「ホワイトノイズ」「雨音」あるいは「貝殻を耳に当てたときの海の音のようだ」と表現している。ANC以外の適応型モードや外部音取り込みモードでも、似た現象が確認されているという。

また、片方のAirPodsからノイズが大きく聞こえたり、高周波数帯の音が不自然に増幅されるケースも報告されている。あるユーザーは「雑音がひどく、30dBほどの低音量では音楽を聴くことができない」と述べた。
Appleに不具合を報告したユーザーの中には、新品交換を受けた人もいるが、交換後も同じ問題が続いたという声もある。現時点でこの現象を防ぐには、AirPodsを装着したまま設定メニューでANCと外部音取り込み機能をすべてオフにするしかないとされる。

原因がハードウェアにあるのかソフトウェアにあるのかは不明だが、ソフトウェアの不具合であれば今後Appleがファームウェアの更新で修正する可能性がある。
一方で、AirPods Pro 3を装着して飛行機に搭乗すると異音が発生するという報告も寄せられている。ITメディア「GIGAZINE」によれば、一部ユーザーが飛行中、左のイヤフォンから鋭い音が出たと訴えている。
利用者の話では、高度約11kmでAirPodsを装着中に耳を刺すような大音量が発生し、イヤフォンの角度や位置を変えてもノイズが止まらなかったという。特にマイク部分に指が触れると、ノイズがさらに悪化したと報告されている。
 
            


















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