
ロシア政府は1日(現地時間)、米国がカリブ海で麻薬取締りを名目に軍事作戦を展開し、過度に武力を行使しているとして非難する声明を発表した。マリア・ザハロワ外務省報道官が明らかにした。
ザハロワ報道官は、「こうした軍事行動は米国の国内法と国際法の双方に違反するものであり、多くの国の国連代表や国際機関、アントニオ・グテーレス国連事務総長、そしてフォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官も同様の見解を示している」と述べた。
さらに「ロシアはベネズエラ政府とその主権を守るための努力を強く支持する立場を改めて確認する」と強調し、「中南米およびカリブ海地域が平和な地域として維持されることを望んでおり、その平和を守っていく」とも述べた。
ザハロワ報道官はまた、現在の緊張状態を緩和し、国際法に則って既存の問題を建設的に解決するための段階的な方策を、ロシア政府が模索していることも明らかにした。














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