
米国の運輸長官が米連邦政府のシャットダウン(一時的な業務停止)の長期化により、全航空便の運航を中止する可能性があると述べたと、米CNBCが3日(現地時間)に報じた。
ショーン・ダフィー運輸長官は同日のインタビューで「シャットダウンの長期化により、航空便の運航に問題が生じる可能性が高まった。安全でないと判断すれば全空域を閉鎖する」と述べ、「そうなれば航空機による全ての移動ができなくなる」と語った。
さらに「ただし、まだそこまで危険な状況ではない。現時点では一部で危険性が高まっている」とし、「航空管制官の疲労度は高まっており、一部は1か月間週6日無給で働いている」と付け加えた。
米連邦航空局(FAA)によると、現在勤務中の航空管制官は約1万3,000人で、目標人員数より約3,500人不足しているという。ダフィー長官は「最近、主要航空便の遅延やキャンセルが急増している。管制官の欠勤が増えているためだ」とし、「先月31日だけで米国内で約6,200便が遅延し、500便がキャンセルされたが、その65%が管制官の欠勤が原因だった」と強調した。
            












コメント0