
ベルギーのブリュッセル空港とリエージュ空港で4日の夕方(現地時間)、上空の無人機(ドローン)飛行が観測され、全ての運航が停止されたとベルギーのメディアやAFP通信などが報じた。
ニューシスによると、この日の午後8時頃、ドローン1機がブリュッセル空港の上空を飛んでいるのが観測されたとベルギーの航空交通管制局(ANSP)「Skeyes」の広報官が発表した。彼は万一に備えた予防措置として、全ての空港の航空便が一時的に停止されたと述べた。無人機が発見された場合、標準的な対策は全ての航空便の運航を最低30分以上停止し、その間に必要な調査を行い、望ましくない不審なドローンの飛行がさらにあるか確認しなければならないと広報官は説明した。
この日、リエージュ空港にも航空便の迂回命令が出された。ここでも近隣上空で無人機の存在が報告されたためだ。ベルギー航空当局はまだブリュッセル空港とリエージュ空港の無人機の間に関連があるかどうかは観測されていないと述べた。
ドイツのミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港当局も3日、ドローンと疑われる物体の空港上空飛行が目撃されたため、空港を閉鎖したことがある。これは24時間以内に2回目の閉鎖であった。最近1か月間にベルギーやドイツだけでなく、ノルウェーなどの地域の上空でも頻繁にドローン飛行が観測され、空港が一時停止する事例が繰り返された。欧州連合はロシアのドローンであると疑っているが、ロシア政府はこれを否定している。















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